アボカドの基礎知識  2021.02.11

アボカドは美白効果を得られる食べ物!?美白に導く方法を解説!

皆さんはアボカドの素晴らしさをご存じでしょうか?

アボカドは美肌・美白効果の期待できる食べ物といわれています。

最近では肌のケアに力を入れている男性も多く「綺麗な肌になりたい!」と思っている人達が非常に多くなってきています。

今回はそんな方々に向けて、魅力的なアボカドの美白効果について詳しくご紹介します。

 

アボカドの美白効果は含まれてる栄養素が関係する?

アボカドは美容効果の高さから世界中の人々から絶大な人気を誇っています。

毎日の生活に取り入れる人達が続出しているのを知っていますか?

アボカドに含まれる栄養素や食べごろのアボカドの選び方、正しい保存方法をみていきましょう。

 

アボカドの美白効果に含まれている栄養素

アボカドには普段の食生活で不足しがちな“ビタミンE“と“ビタミンⅭ“が豊富に含まれています。

ビタミンEとビタミンCは美容効果を支えるのに必要不可欠な栄養素になります。

肌荒れの改善や血流改善、細胞の新陳代謝や活性酸素の働きを抑えて肌に潤いを与える、肌の弾力回復や紫外線対策、疲労回復や美肌効果などに期待ができます。

アボカドには美容に良い栄養素が豊富に含まれていることで別名「世界一栄養価の高い食べ物」「食べる美容液」とも呼ばれているほど美白には欠かせない食材です。

ですが美白になりたい一心でアボカドの過剰摂取は危険です。

なぜなら、果肉の20%が脂肪分で「森のバター」とも呼ばれているからです。

1日2分の1~1個の摂取量が適しているといわれています。

 

食べごろのアボカドの選び方

食べごろのアボカドは、色が黒に近い緑色で触った時に硬すぎず柔らかすぎず少し弾力のあるものになります。

また、ヘタが付いていて実との間に少し隙間のあるものは完熟していて食べごろのサインでもあるので、アボカドを選ぶ時は触感やヘタで判断すると良いでしょう。

購入してからすぐに食べない場合は硬めのものを購入しておくと日持ちします。

 

アボカドの正しい保存方法

食べごろのアボカドを購入した場合はポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。

数日経つと果肉が黒くなって低温障害を起こしてしまうため2~3日以内に食べきることをオススメします。

日持ちを考えて硬めのアボカドを購入した場合は紙袋に入れて常温で保存をする事で、数日経つと食べごろになりますよ。

ちなみに、硬いアボカドを1日でも早く食べごろにしたい場合はバナナやりんごと一緒の袋に入れて保存しておくと熟成が進みます。

熟成したアボカドは必ず冷蔵庫で保存してください。

 

アボカドにはどんな栄養素が含まれてるのか?

高い美容効果が期待出来るアボカドですが、どのような成分が含まれているのでしょうか。

アボカドに含まれている栄養素の成分を詳しく解説していきたいと思います。

 

ビタミンE

動脈硬化を起こしやすくする過酸化脂質が作られるのを抑える働きをしてくれます。

細胞の酸化も防いでくれるため老化防止にも良いとされています。

 

食物繊維

コレステロールやナトリウムの排出を促したり、食後の血糖値の上昇を抑える水溶性植物繊維と大腸を刺激してぜん動運動を促す不溶性食物繊維があります。

アボガドには100gで5.3gの水溶性と不溶性が含まれているため腸内環境の改善や整腸作用に効果的です。

 

葉酸

アボガドには100gで84㎍もの葉酸が含まれています。

葉酸は赤血球や細胞の生産・再生を助けてくれ、身体の発育に役立ちます。

細胞の分裂や成熟に大きく関わるためお肌や身体に良いのはもちろん、妊活中の女性や妊娠中の女性は積極的に摂りたい栄養素です。

 

オレイン酸

オレイン酸は植物や魚の脂に含まれている不飽和脂肪酸の一種で、血液中の善玉コレステロールを減らしてくれます。

アボカドは「森のバター」と言われているほど脂肪分が多いですが、適度な摂取量であれば良質な脂質を摂ることができます。

 

カリウム

細胞内の水分バランスを保ったり、心臓や筋肉の働きの調節など体内を一定の状態に維持してくれます。

また、腎臓では余分なナトリウムの排出を促進してくれるため血圧を下げる作用もあります。

 

ビタミンA

皮膚や粘膜を保護する効果があります。

また、抗酸化作用もあって肌の表面を整えてくれます。

 

ビタミンB群

脂質や糖質の代謝を促し、悪玉コレステロールを防いでくれます。

脂肪分を効率よく代謝してくれるので健康な体作りを目指すことができます。

 

ルチン

抗酸化作用や紫外線を遮る効果があり、紫外線でダメージを受けた肌を早く回復させてくれます。

 

コエンザイムQ10

活性酸素から肌を守ってくれます。また、抗酸化作用が強いためエイジングケアにも効果的です。

 

不飽和脂肪酸(オレイン酸・a‐リノレン酸・リトル酸)

エイジングケアや保湿ケアに効果があります。また、悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラにしてくれます。

 

 

アボカドを食べて肌を白くする具体的な方法とは?

アボカドを食べて美白にする具体的な方法としては、ただアボカドだけを食べるのではなく、栄養バランスのとれたアボカド料理を食べることでより効果的になります。

では、栄養バランスが抜群なおすすめアボカド料理のレシピを2つご紹介します。

 

アボカドサラダボウル

<材料(1人前)>
アボカド 1個
きゅうり 1本
リーフレタス 4分の1個
ケール 1枚
ブロッコリー 4分の1株
スプラウト 4分の1パック
ミニトマト(黄色と赤) 各5粒
ミックスナッツ 大さじ2
キヌア 大さじ3
塩 少々
マスタード 大さじ2分の1
レモン汁 大さじ1
白ワインビネガー 大さじ1
オリーブオイル 大さじ2
蜂蜜 大さじ1

<作り方>
1.鍋に水を入れ、沸騰したら塩をひとつまみ加えます。
2.1にキヌアを入れてサッと茹で、ザルにあげて水気をよく切っておきます。
3.アボガドと野菜をを一口大に切ります。
4.ミックスナッツは粗目に砕きます。
5.ボウルにマスタード・レモン汁・白ワインビネガー・オリーブオイル・蜂蜜・塩少々を入れてよく混ぜ合わせます。
6.2~4をザックリと混ぜ合わせます。
7.6に5を回しかけたら完成です。

<備考>
アボカドサラダボウルは栄養バランスは抜群ですが、1人前855kcalもあるので副菜として食べるのではなく主食として食べることをオススメします。

 

アボカドトースト

 

この投稿をInstagramで見る

 

nao(@nao.20180304)がシェアした投稿


<材料(1人前)>
食パン 1枚
アボカド 2分の1個
マヨネーズ 大さじ1
卵 1個
塩 少々
こしょう 少々
レモン汁 少々

<作り方>
1.食パンの片面にマヨネーズを塗ります。
2.皮を剥いたアボカドを縦3㎜にスライスします。
3.1に2を乗せ、真ん中がくぼむようにアボカドを円になるように置きます。
4.アボカドにレモン汁をかけます。
5.3のくぼませた真ん中に卵を割り入れます。
6.500wのトースターで6~7分焼きます。
7.6をお皿に移したら塩とこしょうをかけて完成です。

<備考>
半熟の卵が苦手な方は目玉焼きを作ってアボカドの上に乗せるのがオススメです。

 

アボカドには日焼け止めの効果もあるって本当?

美肌の大敵である日焼けに悩む方は多いのではないでしょうか。

紫外線を浴びて日焼けをしたお肌をそのままにしているとお肌のバリア機能が低下し、シミやシワといった肌トラブルの原因となります。そんなお悩みをアボカドは解決に導いてくれるでしょう。

 

アボカドには日焼け止め効果があるの?

「食べる美容液」と言われているだけあって、アボカドには美容成分と日焼けケア成分が豊富に含まれています。

ちなみに、アボカドの栄養素に含まれているビタミンA・ビタミンB・ビタミンⅭ・ビタミンEは別名「若返りのビタミン」とも言われています。

また、ルチンは紫外線を遮断してくれる効果があるため日焼け止め等の表面的なケアだけでは難しい部分を内側から補ってくれるのです。

こうしたことからルチンとビタミンが豊富なアボカドは、高い抗酸化作用があることで肌の老化予防や美肌効果に適しています。

 

日焼け後にアボカドを食べるのも効果的?

紫外線をたっぷりと浴びた肌は肌老化の原因になり活性酸素を生み出します。

ですが日焼け後に老化に対抗してくれるビタミンEを摂れば高い抗酸化作用が期待できるのです。

こうしたことからビタミンEを豊富に含んでいるアボカドを食べると日焼け前でも日焼け後でも肌の生まれ変わりを助けてくれる効果があります。

もちろん日焼けをする前にアボカドを食べる方が効果的ではあるので、基本的にアボカドは日焼け前に食べるようにしてください。

 

アボカドの美白効果から肌を白くする方法に関するまとめ

アボカドの素晴らしさを知ることができたかと思います。

正直日焼け止めだけでは紫外線から肌を完全に守ることはできないため「日焼け止めを塗ったから大丈夫!」というものではありません。

また、日焼け止めは汗や水に弱く特に紫外線の強い夏は何度も塗り直す必要があります。

ですが塗りムラがあると日焼け止めを塗っている意味がありません。

そして日焼け止めのSPFの数字が高くなればなるほど肌への負担もかかるため塗るだけの紫外線対策には限界があるということになります。

普段している紫外線対策にプラスαとしてアボカドを食べれば、日焼け止めだけでは不十分だった紫外線対策をほぼ完璧に行うことができます。

美白になりたいのであれば適量のアボカドを食べて日焼け止めを塗り、表面と内側の両方から紫外線対策をすることが大切です。

 

アボカドで手っ取り早く肌を白くしたいと思ったら?


アボカドで手っ取り早く美肌を手に入れたいのであれば、日焼け止め+適量のアボカド摂取+フェイスクリームがオススメです。

少し手間とお金はかかってしますが、1日でも早く肌を白くしたいのであればアボカドオイルを配合しているフェイスクリームを使いましょう。

シミやそばかすができたり、肌に年齢を感じたり、毛穴の黒ずみや肌のハリの衰え、肌の乾燥や肌荒れといった肌トラブルが起き始めた・続いている場合はビタミンEが不足していると考えられます。

avocado butter creamには肌トラブル対策のために豊富なビタミンEが含まれているだけではなく、アボカドオイル・シアバター・ホホバオイル・カミツレ花オイルの4つの美容成分が含まれています。

アボカドオイルにはお肌を守るビタミンEが豊富で、シアバターはお肌の水分をしっかりと閉じ込めてくれるといわれています。

ホホバオイルは皮脂バランスの調整作用があってどんな肌質にも使える万能なオイルです。

カミツレ花オイルは日焼けによるシミやそばかすの予防をしてくれます。

そしてavocado butter creamにはオーガニック栽培された100%天然のアボカドオイルを使用し、アボカドの栽培から化粧品加工までの作業を自社生産しているので安心して肌に塗れるのが嬉しい点です。

試してみてはいかがでしょう?

 

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


この記事をシェアする