アボカド・美容COLUMN
ニベアが肌に合わない原因とは?ヒリヒリする理由を解説!
青いパッケージに白い『NIVEA』の文字、昔から変わらないハンドクリームの定番商品であるニベアクリームを、一度は使ったことがあるという人は多いでしょう。
チューブタイプからお得な大缶タイプまで、サイズが選べて、しかも値段がお手頃とあっては、子供から大人まで広く愛用されているのも納得です。
そんなみんなから愛されているニベアクリームですが、人によっては肌に合わないと感じている人もいるようです。
そこで今回は、ニベアが肌に合わない原因についてお伝えします。
ニベアが合わない人に、オススメしたいボディクリームも一緒に紹介していくので、参考にしてくださいね。
この記事の目次
ニベアは肌に合わない人は多い?その理由とは?
世界中で愛されているニベアクリーム、安心して使えるはずなのに何故か私には合わない・・・、そんな思いをしている人は少なくありません。
いったいその理由は何なのでしょうか。
ニベアの主成分はミネラルオイル
ニベア青缶の成分を見てみると、一番初めに記されているのは「水」、その次にくるのが「ミネラルオイル」です。
化粧品成分の表示にはルールがあり、配合量の多いものから記載することが義務付けられているため、ミネラルオイルの含有量はニベアにおいてかなり多いことがわかります。
そこで疑問に思うのが、「ミネラルオイルって何?」ということではないでしょうか。
ミネラルということば自体はよく耳にしますし、何となく体に良さそうな印象を受けるかもしれません。
実は化粧品成分における「ミネラルオイル」とは、石油を精製して作られる、液体の炭化水素混合物を指しています。
もちろん工業分野で使われているオイルとは違い、高純度に精製されたオイルですから、皮膚に塗っても何ら問題はありません。
しかし石油由来のオイルであるため、なかにはミネラルオイルが皮膚に合わないという人もいるのです。
そんな人がニベアを使うと肌がヒリヒリすると感じてしまうことがあるので、そういったときはニベアの使用を一旦止めてみてくださいね。
ニベアにはさまざまな成分が含まれている
ニベアはシンプルな保湿クリームですが、塗り心地や使用感を大切に開発された商品であるため、いろいろな成分が含まれています。
例えば、皮膚科に行くと保湿目的で処方されるワセリンはニベアにも配合されていて、成分表示の3番目です。
ワセリンはミネラルオイルと同様、石油から作られる得られる炭化水素混合物で、肌の乾燥を防ぐ効果があります。
ただしそのまま肌に塗ると、顔がテカテカに光りますし、スマートフォンの液晶画面などに触れれば、画面はすぐに油で汚れてしまいます。
肌に浸透するわけではなく、肌内部の水分が蒸発しないよう、油分でフタをする目的でワセリンは処方されるので、毎日のスキンケアに使うのは不向きです。
ニベアは保湿効果が高いまま、毎日の生活に取り入れやすいよう研究開発を重ねてできた商品ですから、肌に塗ったあといつまでもベタベタしたりテカテカしたりということがありません。
こうした使いやすさを追求した結果配合された成分が、ひょっとしたらヒリヒリの原因になっている可能性もあります。
どの成分が刺激を与えているのかを特定することは難しいので、やはりヒリヒリした時は使用をやめたほうが安心です。
ニベアを塗るとヒリヒリしやすい原因を解説!
先ほど、ニベアに含まれている成分について解説しました。
これらの成分が、肌のヒリヒリにつながっているかもしれない・・・というわけですが、世界中で愛されているロングセラー商品のニベアですから、肌状態が普通であれば、塗ったとしても何ら問題は起きないはずです。
むしろ乾燥肌の人には、ニベアを使ったシンプルなスキンケアは、肌本来の力を引き出すためにはオススメと言われています。
ではニベアの成分でヒリヒリしてしまう人は、肌にどのようなトラブルを抱えているのでしょうか。
アレルギー反応
ニベアは、保湿クリームとしてはとてもシンプルな配合成分です。
それでもいろいろな成分が含まれている以上、アレルギー反応が全く起きないとは言えないでしょう。
いつものスキンケアのうち、ニベアをしばらく止めてみたらヒリヒリが収まった・・・ということであれば、やはりニベアの配合成分に肌が反応していると考えられます。
そのような場合は、無理をせずにニベアの使用は一旦やめるようにしましょう。
バリア機能の低下
人間の皮膚にはバリア機能というものが備わっています。
これは私たちの肌を守ってくれる大切な働きで、大きく分けると2つの目的があります。
- 肌内部の水分が蒸発してしまうのを防ぐ
- 大気汚染物質や化学物質が肌から侵入してくるのを防ぐ
どちらも健康な肌を保つためには欠かせませんよね。
けれども、このバリア機能は肌の油分と水分のバランスが崩れることで、すぐに機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下した肌には、ニベアでさえも刺激に感じてしまうことがあるのです。
皮膚の菲薄化
「髪が痩せてしまう」という悩みを聞いたことはあるでしょうか。
年齢とともに髪がだんだんと細くなり、ボリュームがなくペタンとした髪型になってしまう悩みです。
実は、年齢を重ねると肌にも同じようなことが現れ、皮膚が痩せてしまう「菲薄化」が起こります。
加齢とともに起こる菲薄化の原因は、皮膚を支えるコラーゲンやエラスチンが減少することだと言われていて、この理由は女性ホルモンの分泌が減ってしまうことが関係しています。
ところが最近、女性ホルモンの分泌が十分にある若い女性たちの間でも、肌の菲薄化が起きているのです。
この原因とされるのが、間違ったスキンケア。
例えば、過剰な洗顔や自宅でのピーリングのやり過ぎなど、肌に良かれと思ってしているスキンケアがかえって菲薄化を招き、ニベアを塗ったときのヒリヒリにつながっていることもあるのですね。
⇩アボカドオイルで肌の水分と油分のバランスを整える⇩
肌に合わないままニベアを使い続けるとどうなるのか?
例えば、今までのスキンケアに変えて、新しくニベアを導入すると、一時的に肌がピリピリとすることがあります。
もちろん1~2日でピリピリが収まって、肌に赤みを帯びたり、かゆみや痛みを伴ったりしてなければ、そのまま使い続けても問題ありません。
しかし、これらの症状が一向に収まらない場合、「世界中で愛されているニベアだから大丈夫!」と安易に考えるべきではないでしょう。
かゆみや赤みは肌トラブルの初期段階
肌にかゆみや赤みが生じているということは、肌が何らかのトラブルを起こしているサインです。
そのまま放っておくと、毛穴が炎症を起こしてニキビの大量発生につながったり、化粧品成分や外気に過敏に反応する超敏感肌になってしまったり、肌トラブルはどんどん進行していきます。
ときどき「スキンケアで肌がヒリヒリするのは、成分が効いているから!」という人がいますが、これは全くの間違いです。
ヒリヒリしているのは肌が悲鳴を上げているサインですから、今行っているスキンケアの内容を見直してみましょう。
乾燥肌の人はニベアだけでは水分を補えない
ニベアは肌がヒリヒリするからと言って、塗る量を減らして対処しようとするのも間違っています。
ニベアを塗ると肌がヒリヒリするのは、そもそもニベアの成分が肌に合っていない、もしくは肌の乾燥によるバリア機能の低下が原因ですから、ニベアの量を減らしても原因解決にはならないのです。
きちんと理解してほしいのは、ニベアに肌の水分量を増やす効果はない・・・という点。
ニベアはオイルベースの保湿クリームであって、その目的は、肌内部にある水分が蒸発していかないように閉じ込めることです。
けっしてニベアを塗ったからと言って、肌に水分を補っているわけではないのです。
もともと肌の水分量が多い人は、洗顔の後にニベアを薄く塗ることで、水分の蒸発を防いでうるおいのある肌を持続できます。
けれども乾燥肌の人が、洗顔後に化粧水を使わず、すぐニベアを塗ったとしても肌の水分量が上がるわけではないため乾燥肌の改善にはなりません。
むしろ肌が乾燥した状態のままニベアでフタをしているため、そのあといくら水分を補おうと美容液やスチームマッサージを行っても効果がなく、乾燥肌がどんどん進行し、肌の状態は悪化していきます。
つまり乾燥肌の人がニベアを使うのであれば、かならず化粧水とセットにするのが大前提です。
ニベアオンリーのスキンケアを行っている人で、塗布後にヒリヒリを感じてしまうのなら、洗顔後は化粧水できちんと肌に水分を与え、そのうえで薄くニベアを塗って保湿するように心がけましょう。
⇩アボカドオイルは乾燥肌の方にオススメついては下記の記事から⇩
アボカドオイルは保湿力が高い!?乾燥肌に優しい?保湿力が高い理由を解説!
ヒリヒリしにくい!安心して使えるアボカドクリームを紹介!
ニベアを使うと肌がヒリヒリする・・・そんな悩みを抱えている人は、思い切ってニベアをほかの商品に変えてみるのもひとつの解決方法です。
だからといって、保湿の主成分がミネラルオイルでは、あまり効果は期待できませんよね。
そこでオススメしたいのは、ミネラルオイルではなく天然オイルを主原料としたスキンケアアイテムです。
天然オイルのなかでも、マッサージやスキンケアなど肌に直接塗布することができるオイルをキャリアオイルと呼びますが、こうした天然オイル(キャリアオイル)の原料は植物です。
石油系のミネラルオイルが肌に合わない人でも、天然オイルなら大丈夫という人はたくさんいますから、まずはキャリアオイル配合のスキンケアアイテムに変えてみてください。
実はキャリアオイルにはたくさんの種類があり、その効果効能はそれぞれに異なっています。
ニベア美容を続けていた人であれば、その目的は「保湿」に重点を置いていることでしょう。
「REGANERO」が開発したアボカドバタークリームは、キャリアオイルをメインに配合していて、その種類はアボカドオイル・シアバター・ホホバオイル・カミツレ花オイルです。
特にアボカドオイルは、若返りビタミンと呼ばれるビタミンEを豊富に含んだオイルで、肌にうるおいを与える効果が高いと言われています。
シアバターやホホバオイルも、美容家たちの間では有名なキャリアオイルですね。
しかし、いくら植物由来のキャリアオイルを使っていると言っても、オイルの抽出方法によっては純度の低いオイルになってしまいます。
「REGANERO」のアボカドオイルは、自社で管理している農園で採れたオーガニックアボカドから低温圧搾という方法で抽出した、純度の高いエキストラバージンオイルのみを使っています。
ニベアはミネラルオイルが主成分の、高品質でコスパのいい保湿クリームです。
ただし、なかにはニベア自体が肌に合わないという人もいます。
そんな人には、高品質で高い保湿効果が期待できる「REGANERO」のアボカドスキンケアアイテムを、一度使ってみてはどうでしょうか。
しっとりするのにべたつかない・・・、そんな使い心地と肌の変化を実感してみてください。
<参考文献>
化粧品成分オンライン「ミネラルオイルとは…成分効果と毒性を解説」
化粧品成分オンライン「ワセリンとは…成分効果と毒性を解説」
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