スキンケア商品  2021.11.17

ホホバオイルはしわ予防に効果絶大なの?使い方や効果について解説!

京都の街並みを艶やかに練り歩く舞妓さん、そんな彼女たちの肌を支えているのが『ホホバオイル』だということを知っていますか。

ホホバオイルは、ホホバという植物の種子から採れるオイルで、保湿力がとても高い成分としてさまざまな化粧品に配合されています。

しわの大敵である乾燥対策にも一役買っているホホバオイルには、魅力的な点がたくさんありますが、今回はそんなホホバオイルについて詳しく解説していきます。

 

ホホバオイルの概要について

国内で販売されている化粧品には、ホホバオイルが配合されているものがたくさんありますが、そもそも「ホホバオイルって何?」という人に向けて、概要を説明していきます。

ホホバオイルは、ホホバという植物の種子から採れる植物性液体ロウを指します。

細かいことをいうと、『油(オイル)』といわれることから、植物性油脂と思っている方が多いのですが、実はそうではなく、化学構造上は『ロウ』に分類されます。

ただし常温でも液体であることから、広く一般に知られているロウとはちょっと異なります。

ホホバは、高温少雨といった砂漠の過酷な環境下で育つ植物です。

そんなホホバの種子に含まれるホホバオイルは、植物そのものが乾燥して枯れてしまわないよう、非常に高い保湿力を持っています。

そんなホホバオイルが化粧品に使われている理由は、肌がしっとりと潤うからだけではありません。

日中のスキンケアに使えるオイルだという点も、人気の理由です。

肌に優しい天然オイルにはいくつもの種類がありますが、オイルの種類によっては紫外線などの影響を受けやすく、日中は使うことができないものも少なくありません。

ホホバオイルは優れた抗酸化作用を持ち、紫外線を浴びても酸化しにくい構造で、耐温度性にも優れている性質があるため多くの化粧品に配合されているのです。

もちろん、保湿力に優れているホホバオイルですから、肌のバリア機能を高める作用も期待できます。

そのほかにも、ホホバオイルにはビタミンA・ビタミンD・ビタミンEなど、肌を健康に保つための成分が豊富に含まれています。

ただ単に『うるおう』から選ばれているのではなく、肌にとってそれ以上の効果が期待できるからこそ、多くの化粧品に使われているのです。

 

ホホバオイルはしわ予防の効果があるのか?

『乾燥はしわの大敵』、これはゆるぎない事実ですよね。

では高い保湿力があるホホバオイルを肌に塗ることで、しわの予防効果は期待できるのでしょうか。

 

しわの種類

しわが何かということは、誰でも知っていますよね。

しかし、しわにもいくつかの種類があるということは知っていますか?

しわの種類は大きく分けて3つ、「乾燥しわ」「紫外線しわ」「表情しわ」に分かれています。

乾燥しわは、肌の表面が乾燥することによってできる、ちりめん状や細い線のようなしわのこと。

始めは細くて短いしわだったとしても、放っておくとしわ同士がつながって大きく深いしわになってしまうので要注意です。

紫外線しわは、肌の真皮に紫外線ダメージが継続して加わり、はりや弾力がなくなることで出来てしまうしわを指します。

海外を紹介するドキュメンタリー番組で見かける、高地の村に住む人々の顔に、大きく深いしわが刻まれていることが多いのは、紫外線を日頃から強く浴びているからです。

表情しわは、いわゆる笑いじわと呼ばれるもの。

いつも表情豊かに過ごしていると、どうしても目元や口元などにしわが残ってしまうのは仕方がないことですね。

 

ホホバオイルは乾燥しわの予防効果が期待できる

出来てしまったしわを改善するのは、正直なかなか難しいものです。

だからこそ、日ごろのケアでしわ予防をしておくことが大切になります。

乾燥しわの原因はもちろん肌の乾燥ですが、肌表面だけのうるおいを気にかけていても、乾燥しわを予防することはできません。

保湿は肌内部からしっかりと行うことが大切。

もともと砂漠といった乾燥地帯に育つホホバは、保水能力に長けている植物です。

つまりホホバの種子からとれるオイルも、保水能力や湿潤性があることがわかっています。

ホホバオイルの主成分はワックスエステルですが、この成分はヒトの皮脂にとてもよく似ているという特徴があります。

そのため、肌に塗ったときのなじみやすさに優れ、べたつかずに肌内部にすばやく浸透していくのです。

皮膚の内部にすばやく浸透したホホバオイルの成分は、皮膚の表面と内部の両方から肌にうるおいを与えていることから乾燥からくるしわ予防に期待されています。

 

 

ホホバオイルの最適な選び方について解説!

ホホバオイルが配合された化粧品は、たくさん店頭に並んでいます。

せっかくホホバオイルそのものを選ぶのであれば、なるべく効果が期待出来て、安心できるオイルを選びたいものですよね。

 

非加熱のコールドプレス処方がオススメ

ホホバオイルは、天然オイルの中でも価格が手ごろで、市販で目にすることも多いです。

オイルの種類は大きく分けて2つあり、精製された「クリアホホバオイル」と未精製の「ゴールデンホホバオイル」があります。

クリアホホバオイルは、さらっとしていて香りもほぼ無臭の透明オイルです。

伸びがよく、肌に塗ったときのテクスチャーが軽いのが特徴ですが、加熱処理されるときにビタミンなどの栄養素が壊れてしまうため、肌に栄養を届ける効果は期待できません。

非加熱のゴールデンホホバオイルは、黄金色で少しとろりとしたオイルで、ビタミンEなどの栄養素が壊されていないために美肌オイルとしての期待値が高いです。

なかでも低温圧搾法(コールドプレス処方)でゆっくりと抽出したオイルは、不純物が少なく、肌に対する刺激が低く安心して使うことができます。

ただし肌の弱い人は、精製されたクリアホホバオイルのほうが安心できますし、ゴールデンホホバオイルを使うときも、パッチテストをしてからの使用をオススメします。

 

ホホバオイルの効果的な使い方について解説!

肌にうるおいを与えるホホバオイル、実際にはどのように使うのが効果的なのでしょうか。

 

クレンジングに使える

ホホバオイルというと保湿目的の使用が知られていますが、実はクレンジング剤として使うこともできます。

もともと皮脂とよく似た成分であるため、肌なじみがよく毛穴の中にするすると入り込んで汚れを浮かび上がらせる効果が高いです。

強い力でこすらなくても汚れを落とすことができるので、肌への刺激も少なく、冒頭で紹介した舞妓さんたちが好んで使っています。

 

⇩アボカドオイルでクレンジングができる?については下記の記事から⇩

アボカドオイルでクレンジングができる!化粧落としの効果や使い方について解説!

 

化粧水に混ぜて使う

乾燥肌の人は、化粧水の後に乳液をつかっても物足りないことがあります。

そんなときは化粧水に数滴オイルを垂らして、肌に塗布することもオススメです。

もちろん普段の化粧水の後に、ホホバオイルで水分を肌内部に閉じ込めることも有効ですよ。

 

ほかのオイルと混ぜて使う

ホホバオイルは手持ちの乳液やクリームと混ぜて使うこともできます。

また、ほかの天然オイルと混ぜて相乗効果を狙うことも可能です。

たとえばテクスチャーがかためのオイルやクリームに混ぜて、伸びをよくすれば肌への負担を軽くすることができますよ。

 

パサパサ髪にうるおいを与える

少量でも効果が期待できるホホバオイルは、顔に使い終わっても手のひらに残ってしまうことがあります。

そんなときは髪の毛にオイルをなじませてください。

ドライヤーの熱から髪を保護し、パサパサ髪にうるおいを与えてくれるトリートメント効果が期待できますよ。

ゆっくりバスタイムを楽しむときには、頭皮にホホバオイルをなじませて、頭皮マッサージをしてみましょう。

毛穴の汚れをさっぱり落とすだけでなく、血流を良くして健康的な髪を育てるためのサポートをしてくれます。

このように、ホホバオイルはいろいろな使い道と効果が期待できるオイルなのです。

 

ホホバオイルが含まれているオススメのアボカドスキンケアクリームとは?

ここまでホホバオイルの魅力を伝えてきましたが、ちょっと気になってきたという人も多いのではないでしょうか。

もちろんホホバオイル単体でも十分魅力的ではあるのですが、どうせならほかの成分を組み合わせて、相乗効果が期待できるスキンケア商品を使ってみたいとは思いませんか?

そこで紹介したいのは、「REGANERO」のアボカドスキンケアシリーズです。

アボカドは美容界で注目されている果物で、ギネスに「世界一栄養価の高い果物」として認定されています。

そんなアボカドから抽出されたアボカドオイルは、ビタミンEを始めとして、オレイン酸やビタミンAD、ミネラルなど、肌にいいとされる成分がたくさん詰まっています。

保湿力も高く肌なじみがいいオイルでもありますが、「REGANERO」のスキンケアシリーズは、保湿効果の高いシアバターや皮脂のバランスを整えるホホバオイルを加えることで、伸びがよくしっかりとうるおいを感じることができるクリームを完成させたのです。

アボカドスキンケアシリーズは2種類で、ボディ用の『アボカドボディクリーム』とフェイス用の『アボカドバタークリーム』。

どちらにもホホバオイルが配合されていますが、使う箇所によって自分にあったアイテムを選んでください。

もし良質なホホバオイルを手に入れたのであれば、「REGANERO」のアボカドオイルと混ぜて使うこともオススメですよ。

ホホバオイルとアボカドオイルの愛称はとてもいいので、ぜひ自分にあった商品を「REGANERO」で見つけてくださいね。

 

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


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