スキンケアのやり方  2021.11.27

水仕事が多い主婦の方必見!手荒れ対策にオススメのハンドクリームとは?

空気が乾燥する秋冬は、家事を担う主婦たちの手荒れがひどくなりますよね。

冷たい水を触るのはツラいからと、お湯をつかうと、さらに手はカサカサになりますが、だからといって家事を休むわけにもいきません。

「キッチン手袋をして皿洗いをすればいいじゃないか」

という声が聞こえてきそうですが、主婦はなにも洗い物をするときだけ水に触れているわけではなく、洗濯物を干すときや野菜などを水洗いするとき、コーヒーを飲むためにお湯を沸かすときなど、1日のうちで水に触れる機会は想像以上に多いのです。

そんな主婦の切実な悩みである『手荒れ』について、原因やオススメのハンドクリームなど詳しく解説していきます。

本格的な冬を迎える前の参考にしてみてくださいね。

 

水仕事が多いと手荒れしてしまう原因とは?

一般的に『手荒れ』というと、指先や手のひらが乾燥してカサカサになってしまうことを想像する人が多いでしょう。

手荒れの原因になるものはいくつも考えられますが、多くの人を悩ませている原因のひとつが、主婦たちが避けられない『水仕事』です。

食器洗い洗浄機や自動洗濯機が当たり前の世の中になっても、人の手で行う水仕事がゼロになるわけではなく、毎日続けることによって手荒れは治る暇なく、どんどん悪化してしまう人も少なくありません。

ではなぜ水仕事をたくさん行うと、手荒れを起こしてしまうのでしょうか?

 

手荒れは皮膚表面だけでなく、内側もダメージを受けている

私たちが手荒れをしているなと感じるとき、手の表面がカサカサしている状態を見て判断します。

おそらく水仕事を行うとき、多くの場面で洗剤などを一緒に使いますよね。

洗剤に含まれる洗浄成分が、汚れだけでなく肌にとって本来必要な皮脂まで奪ってしまい、手のうるおいがなくなってしまうのです。

ところが手のうるおいというのは、肌の表面で保たれているわけではありません。

皮膚の内面、表皮と呼ばれる部分は、何層もの角質層から形成されていて、この角質層をくっつけているのが脂質です。

脂質は肌内部の水分蒸発を防ぐ大切な油分であり、この脂質がお湯や洗剤で洗い流すことにより角質層の細胞がはがれ落ち、肌荒れの状態になってしまいます。

つまり肌荒れは肌表面が乾燥しているだけではなく、肌の内側から乾燥によるダメージを受けているのです。

 

冬場に肌荒れが多い理由

ここで疑問に思うのは、食器洗いや洗濯、風呂掃除などの水仕事というのは、一年中欠かすことなくあるもの、それなのに、なぜ冬になると手荒れに悩む人が増えるのでしょうか。

それはスバリ『お湯』を使うから。

暑い夏は冷たい水を触ることに抵抗がなく、水仕事も『水』をつかうことが多いですよね。

けれども寒い冬はどうでしょう。

蛇口から出る冷たい水を触るのは誰だって嫌ですし、指先の冷えが気になって、洗い物や掃除などに温かいお湯をつかう機会が増えるはずです。

もちろん、油汚れは冷たい水だと落ちにくいので、お湯で洗ったほうが汚れ落ちはよくなりますし、水道水の節約につながります。

けれども、このお湯こそが肌に必要な皮脂を奪っている要因なのです。

家の中をきれいにしようと水仕事を頑張っている主婦だからこそ、手荒れに悩まされてしまう・・・、何とかしたいものですね。

 

 

水仕事が多い主婦の方にベストなハンドクリームの選び方とは?

ドラッグストアのハンドクリームコーナーに行くと、たくさんの種類が並べられていますよ。

一説によると、ドラッグストアのハンドクリームコーナーには100種類以上もの商品が並べられているとか。

手荒れが悪化すると皮が剥けるだけでなく、出血や痛みを伴うこともあるため、なるべく早く手荒れが軽減できるハンドクリームを選びたいことでしょう。

では水仕事が多い主婦の場合、どのようなハンドクリームを選べばいいのでしょうか。

 

ハンドクリームは大きく分けて3種類

ハンドクリームと言っても、配合されている成分によって大きく3つに分けることができます。

 

ビタミン系

ひとつめはビタミン系です。

配合されているビタミンは、血行促進作用が期待できるビタミンE

普段から指先が冷えて血色が悪い、しもやけやあかぎれが出来やすいと悩んでいる人は、こちらのビタミン系ハンドクリームがオススメです。

もちろんハンドクリームにはうるおいを与えてくれる保湿成分も配合されていますから、水分と油分のバランスを整え、血行も改善したいという人はこちらを選ぶようにしましょう。

水仕事が多い人は、カサカサ肌だけでなく、ひび割れやあかぎれになっていることが多いので、ビタミン系ハンドクリームで血行を改善し、肌の再生を促すといいです。

 

尿素系

TVCMなどでも耳にすることが多い『尿素』も、ハンドクリームには欠かせない成分のひとつです。

ただ『尿素』の働きについて、詳しく知らない人は多いのではないでしょうか。

尿素は、角質細胞内にあるNMF(天然保温因子)を構成する成分のひとつであり、水分を引き寄せたり肌のバリア機能を高めたりする働きがあります。

尿素は固くなってしまった角質を溶解する働きがあるため、指先や関節がゴワゴワと固くなってしまった人は尿素系ハンドクリームによるケアが効果的です。

ただしひび割れなどの症状が出ている場合、尿素の刺激が強すぎて傷を悪化させてしまうこともあるので、ひび割れやあかぎれの人は尿素系ハンドクリームを避けたほうがいいですよ。

 

保湿系

ハンドクリームの中でも、一番効き目がマイルドで日常使いできるのが保湿系ハンドクリームです。

手荒れの初期症状である、カサつきや少しの皮むけが気になりだしたら、この保湿系ハンドクリームを使った毎日のケアが必要になります。

乾燥しやすい冬だけでなく、水仕事が多い人はこまめに保湿系ハンドクリームでケアしてあげると、肌荒れの予防につながります。

 

⇩アボカドオイルの保湿効果については下記の記事から⇩

アボカドオイルは保湿力が高い!?乾燥肌に優しい?保湿力が高い理由を解説!

 

手荒れ対策にオススメのハンドクリームを簡単に紹介!

では次に、水仕事が多い主婦にオススメのハンドクリームをいくつか紹介していきます。

 

ユースキン(ビタミン系)

オレンジ色のフタが特徴の『ユースキン』は、昔から親しまれているハンドクリームです。

有効成分として、ビタミンE誘導体であるトコフェロール酢酸エステルが配合されていて、ほかにもうるおいを与えるビタミンCやヒアルロン酸Naなどが含まれています。

長く親しまれているユースキンは、チューブタイプ・ジャータイプ・ポンプタイプとバリエーションが豊富で、家族みんなで衛生的に使えるのが魅力です。

 

キスミー薬用ハンドクリーム(ビタミン系)

40年以上のロングセラー商品である『キスミー薬用ハンドクリーム』は、レトロなパッケージが特徴で、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

有効成分にトコフェロール酢酸エステルとイソプロピルメチルフェノール、ほかにも炎症を抑えるdl-カンフルなどが配合されていて、「薬用」と謳っているだけあり手荒れ改善効果が期待できるハンドクリームです。

長時間保湿をうたった商品でもあるので、なかなかこまめに塗り直しができないという人にもオススメです。

 

花王アトリックス(保湿系・尿素系)

ドラッグストアやスーパーでお馴染みのアトリックスは、保湿系ハンドクリームの定番商品です。

ラインナップが豊富なのもアトリックスの魅力で、うるおい成分であるセラミドEを配合したベーシック商品から、尿素10%配合の手荒れ緩和クリームまで、自分にあった商品を探すことができます。

また、食器洗い後や手洗い後、濡れた手にそのまま塗って使うハンドミルクは、水仕事の多い主婦が試してみる価値ありです。

 

メルヴィータ・オイルインハンドクリーム

肌に直接つけるものだから、なるべく成分にはこだわりたい・・・、という人にオススメなのが、メルヴィータのオイルインハンドクリームです。

メルヴィータは自然由来成分へのこだわりを持ったフランスのオーガニックブランドで、世界中に愛用者がいます。

オイルインハンドクリームは99%が自然由来成分で、そのうちオーガニック成分が27%配合、アルガンオイルやシアバターなど肌にしっとりうるおいを与えてくれる天然成分が詰まったハンドクリームです。

肌なじみがいいのにべたつかない商品と人気のハンドクリーム。

 

水仕事が多い主婦に一番オススメできるのがアボカドボディクリーム!

いろいろなハンドクリームがある中で、結局どれがいいのかわからない・・・、そんな声が聞こえてきそうですが、そんな人にオススメしたいのが「REGANERO」のアボカドボディクリームです。

アボカドは世界一栄養価の高い果物としてギネス認定を受けていますが、血行促進を促すと言われるビタミンEが豊富に含まれています。

REGANERO」に配合されているエキストラバージンアボカドオイルは、栄養価を壊さないよう低温圧搾法で丁寧に抽出されていますが、「REGANERO」のアボカドボディクリームにはなんと5.2個分ものオイルが配合されているのです。

また、保湿力が高いハンドクリームはいつまでもベタベタするという声もありますが、「REGANERO」のアボカドボディクリームは保湿力が長続きするのにべたつかないといった特徴を併せ持っています。

これはアボカドオイルの脂質は、オレイン酸が中心となっているから。

もともと皮脂の成分でもあるオレイン酸は、肌に塗るとべたつかず肌に馴染んでいき、うるおいをしっかりと感じることができます。

べたつかないのにしっとりうるおうのは、アボカドオイルのおかげです。

その他にも、肌のバリア機能を高めるサポートとしてナイアシンアミド、水分を肌の内側に閉じ込めるシアバター、皮脂のバランスを整えるホホバオイルなど、手荒れや乾燥の症状を和らげる成分を独自に調合しています。

水仕事が多く、なかなか治らない手荒れに悩んでいる人は、ビタミン系と保湿系、どちらのハンドクリームにしようか悩むことも多いでしょう。

そんなときは一度、「REGANERO」のアボカドボディクリームを試してみてください。

いつまでも触っていたい、うるおいのある肌に導いてくれます。

 

 

<参考文献>


ユースキン
キスミー
花王アトリックス
メルヴィータ

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


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