アボカド・美容COLUMN
顔の赤みの原因と種類からみる改善方法を徹底解説!
顔が赤みを帯びて見える「赤ら顔」に困っている女性は少なくありません。
メイクでごまかそうと思ってもなかなかうまく隠れなかったり、周りの視線が気になってしまったり、顔の赤みに対する悩みは意外に深刻です。
実は顔が赤くなる原因は、ひとつではないことを知っていますか?
そこで今回は顔がなぜ赤くなるのか、原因について解説し、それぞれのケアについても紹介していきます。
少しでも、あなたの悩みの解消につながれば幸いです。
この記事の目次
そもそも顔の赤みって何?原因は、二つ!
顔に赤みが出る原因は、大きく分けてふたつあります。
ひとつは、皮膚そのものが原因で赤みを帯びていること、もうひとつが皮膚の下を流れる血管や血流が原因であることです。
皮膚の下には毛細血管が張り巡らされていて、血液が流れています。
とくに鼻や頬には毛細血管がたくさん通っていて、より赤みが出やすい場所でもあります。
毛細血管は気温や摩擦などで広がったり縮まったりしますが、皮膚が薄い人はこの毛細血管が透けて見えるため、顔が赤みを帯びて見えやすいのです。
生まれつき皮膚が薄いという人もいますが、これは少数派であり、実際には摩擦や乾燥により皮膚が薄くなってしまっていることが多いと言われています。
そしてもうひとつが、皮膚の下を流れる血流によって肌が赤く見えてしまうことです。
先ほど、毛細血管は広がったり縮まったりを繰り返していると述べましたが、血管の壁が弱かったり収縮の力が弱かったりすると、血管が広がったまま戻らなくなることがあります。
すると皮膚が健康であっても、やはり血管が透けて見えてしまい、赤みを帯びた顔になりやすくなります。
もちろん、何らかの菌に感染していたり、肌が弱っていたりすることで起こる炎症も赤みを引き起こす原因です。
肌に炎症が起こると、その炎症を抑えようとして免疫細胞やリンパ球などが血流にのって患部まで届けられますが、このとき一時的に毛細血管が広がって血流を増やします。
広がった毛細血管の赤みは、肌を通して目でも確認することができるため、炎症が起こると肌が赤くなってみえるのです。
自分の顔の赤みはなぜ起きているのか、まずはそれを知ることから始めましょう。
顔の赤みの種類と原因
次に、顔の赤みの種類について見ていきましょう。
「顔が赤くて困っている」といっても、誰もが同じ理由で赤いわけではありません。
赤みの種類によって原因や対処法が異なるため、まずは自分の顔の赤みが何なのかを知っておく必要があります。
花粉症による炎症の赤み
花粉症と聞くと、くしゃみ・鼻水・目のかゆみを思い浮かべる人が多いのですが、皮膚炎を引き起こす原因でもあります。
しかも、くしゃみや鼻水といった症状はないのに、肌のかゆみだけを引き起こすこともあり、こういった場合は花粉皮膚炎であることに気づきにくいのです。
そもそもスギ花粉が飛び散る2~4月は、空気が乾燥していて肌が乾きやすい時期でもあります。
乾燥は肌のバリア機能を低下させ、花粉によるアレルギー反応を起こしやすくしてしまい、肌の炎症につながります。
花粉による肌のかゆみ・赤みが気になるときは、まず肌をしっかりと保湿し、アレルゲンである花粉が肌につかないよう、マスクやメガネで花粉の影響を最小限に抑えましょう。
花粉皮膚炎による顔の赤みは、薬をつかうことで症状を和らげることができます。
ドラッグストアで塗り薬を選ぶときは、目や口の周りなどデリケートな部位にも使えるよう非ステロイド・弱酸性・無香料・無着色といった低刺激なタイプを選ぶようにし、心配なことは薬剤師に相談しましょう。
また飲み薬を皮膚科で処方してもらうこともできます。
抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬といった成分の飲み薬が一般的ですが、症状が悪化する前に早めの受診をおすすめします。
ニキビ・ニキビ跡による赤み
顔にニキビができているときも、赤みの原因になります。
ニキビは皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こしている状態です。
最近はマスク生活が長引いて「ニキビが出来やすくなった」という声が多く聞かれます。
これはマスクを長時間かけていることで、肌とマスクがこすれて角層が傷つき、バリア機能の低下を招いてしまうことが原因です。
ほかにもマスクの中はどうしても蒸れやすく、過剰に皮脂が分泌されてニキビが出来やすくなります。
また繰り返しできるニキビによって毛細血管が広がったままになり、せっかくニキビが治っても赤みだけが残ってしまうこともあります。
まずは肌を清潔に保ち、ニキビをしっかり治すことが先決ですが、その後も赤みが引かないようなら毛細血管を鍛えるトレーニングを試してみましょう。
温タオルと冷タオルを交互に肌にのせる温冷法は、広がりっぱなしの血管の収縮を促し、毛細血管の壁を強くするトレーニングになります。
洗面器をふたつ用意して、お湯と水を入れて交互に顔をつけるのもOKです。
この温冷法は、最後は必ず「冷」のほうで終わることがポイントです。
毛細血管のトレーニングはなかなかすぐには効果が出ませんが、長く続けていくようにしましょう。
皮膚が薄くなっているため
生まれつき色白で肌のキメが細かく、透き通るような肌をしている人は、肌が薄くて顔が赤くなりがちです。
ただし先天的に肌が薄い人の割合はそう多くはありません。
肌が薄くて顔の赤みが気になるという人は、まず「摩擦」を疑ってみましょう。
日々の何気ない行動によって、肌は思ったよりも摩擦によるダメージを受けています。
例えばスキンケアの時、ちょっと力を入れてコットンでこすってしまったり、化粧水のパッティング回数が多かったりするだけでも、毎日の積み重ねによって表皮が摩耗して肌が薄くなります。
皮膚が薄い人は、どうしても肌の保水力が少なく乾燥肌になりがちです。
肌の乾燥はさらなる赤みを引き起こすだけでなく、さまざまな肌トラブルの原因にもなりますから、自分でも気づかない「摩擦」ダメージには十分に気をつけましょう。
⇩アボカドオイルがスキンケアに最適?については下記の記事から⇩
アボカドオイルはスキンケアにも使える!?効果やおすすめのアボカドオイルを紹介!
日焼け
日焼けをして肌が赤くなった状態のことを「サンバーン」といいますが、これは毛細血管が炎症を起こしている状態です。
紫外線の中に含まれるUV-Bが肌の奥深くまで到達し、毛細血管にダメージを与えることで肌が赤くなります。
このとき、もともとメラニンを多く持っている人はメラニンが反応して肌が黒くなりますが、肌のダメージはあまり多くありません。
一方、メラニンが少ない色白の人は紫外線による防御力が低いため、肌へのダメージが大きく、炎症反応も起きやすいのです。
日焼けによるサンバーンの状態は、肌がやけどをしているのと同じです。
肌へのダメージを避けるためにも、日頃から日焼け対策はしっかりと行いましょう。
酒さ
皮膚の病気によって顔に赤みが出ることもありますが、そのひとつが「酒さ」と呼ばれる疾患です。
酒さとは、鼻や頬を中心に顔全体が赤くなる皮膚疾患で、なぜ発症するのかはいまだにわかってはいません。
しかし一度発症すると、紫外線や寒暖差、アルコール摂取、運動などによって赤みが悪化することもあります。
発症の原因がまだはっきりとわかっていないため、予防はなかなか難しいのですが、発症と悪化を防ぐためにも、紫外線対策と保湿はしっかりと行いましょう。
顔の赤みの改善方法
顔の赤みの原因と対処法をこれまでに述べてきましたが、なかには複合的な原因で顔が赤くなっている可能性もあります。
そこで次に、顔の赤みを防ぐためにはどうしたらよいのか、スキンケアと生活習慣の両方の改善方法のポイントを説明していきます。
スキンケア
まずはスキンケアの見直しです。
顔に赤みが出やすい人は、肌のバリア機能が低下している可能性が高いため、まずは肌をいたわるスキンケアに変えていきましょう。
はじめに、いつも使っている洗顔料・化粧水・保湿クリームを低刺激のタイプに替えてみます。
なるべく試供品を使い、肌の目立たないところで試すのがおすすめです。
ただし低刺激の洗顔料は洗浄力が弱めですから、メイクの落ちが悪いからといってゴシゴシ洗い過ぎないようにしましょう。
<洗顔のポイント>
- 洗顔料をしっかりと泡立て、肌をこすらないようやさしく洗うようにする
- 洗い過ぎは肌を傷めるため、メイク落としを長時間かけて使うことはやめる
- お湯の温度は30℃前半のぬるま湯が最適
- タオルで水分をふき取るときは、こすらずに肌の上からやさしく押して拭く
- 洗顔後はなるべくすみやかに化粧水・保湿クリームで保湿を行う
肌の乾燥はバリア機能の低下を招き、顔の赤みが出やすくなります。
夜のスキンケアだけでなく、日中の保湿対策のために朝のスキンケアでも保湿は十分に行いましょう。
また日焼け止めをつかった紫外線対策は天気や季節に関係なく行います。
肌の弱い人は「SPF」や「PA」の値が高いタイプをつかうと肌荒れを起こす可能性がありますから、帽子や日傘・サングラスなどで紫外線対策を補うことがおすすめです。
生活習慣
生活習慣の見直しも、顔の赤みを改善させるためには必要です。
とくに睡眠不足・偏った食事・ストレスは、バリア機能を低下させる要因になるので注意しましょう。
<生活習慣の改善ポイント>
- 睡眠時間はたっぷりとる
- ストレス軽減のためにリラックスできる時間を持つ
- ビタミン・食物繊維・たんぱく質など、肌を健康に保つために必要な栄養をしっかり取り、バランスの取れた食生活を心がける
- 適度な運動で代謝をあげる
そのほかにも、花粉やハウスダストなどのアレルゲンを避け、加湿器などをつかい肌が乾燥しないようにするのもおすすめです。
まとめ
ほんのりピンクに染まった頬は、健康でハツラツとした印象を与えますが、赤みが強すぎると悩みの種になります。
顔が赤く見えるのは、皮膚そのものが薄くなっていたり、毛細血管が広がって透けて見えていたりするからです。
肌の乾燥・日焼け・摩擦は顔の赤みが出やすくなる原因となるため、顔の赤みに悩んでいる人は保湿対策や紫外線対策、スキンケアの見直しを行いましょう。
またバランスの取れた食生活、十分な睡眠時間、ストレスの軽減なども赤み改善につながります。
なかなかすぐに赤みを改善することは難しいですが、スキンケアや生活習慣を見直し、コツコツ治していくことが大切です。
優しく赤みケアをしたい方におすすめ
顔の赤みを改善するために、毎日のスキンケアを見直したいという人は多いのではないでしょうか。
なかでも、肌の乾燥を防ぐための保湿クリーム選びは重要です。
肌にやさしく、たっぷりうるおうクリームを探しているなら、「REGANERO」のアボカドバタークリーム(フェイス用)がおすすめです。
アボカドオイルは、皮脂に近い成分であるオレイン酸がたっぷり含まれていて、肌に塗るとしっかりうるおいを感じることができるだけでなく、肌なじみがよくてベタつきを感じさせません。
また血行促進作用のあるビタミンEが多く含まれていて、肌に塗ることで血行が良くなり、新陳代謝を促す作用が期待できます。
「REGANERO」のアボカドバタークリーム(フェイス用)は、合成着色料・合成香料・パラベンを使用しておらず、刺激の少ない植物由来の保湿クリームです。
乾燥肌を改善して顔の赤みを何とかしたい・・・という人は一度「REGANERO」のアボカドバタークリーム(フェイス用)を試してみてはどうでしょうか。
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