アボカド・美容COLUMN
スキンケアは保湿クリームのみで大丈夫なのか?おすすめの保湿クリームを紹介!
突然ですが、スキンケアアイテムは何を使っていますか?
化粧水・美容液・乳液、最近では導入美容液なんてアイテムもありますね。
時間をかけてゆっくりと肌のお手入れを出来ればいいのですが、「仕事で疲れているから早く寝たい」「スキンケアにかける時間が勿体ない」など、1アイテムだけでスキンケアを終了させている人もいるようです。
そこで今回は、「スキンケアを保湿クリームだけで済ませても大丈夫なの?」という疑問を解消していきたいと思います。
もちろんオススメの保湿クリームについても紹介していますので、参考にしてください。
この記事の目次
スキンケアは保湿クリームのみで良いって本当?
雑誌やTVなどでは、常に新しい美容法が紹介されていますよね。
そんな美容法の中で注目されているのが、『化粧水を使わないスキンケア』です。
一般的には、洗顔後、最初に行うスキンケアが「化粧水」だという人が圧倒的でしょうから、「化粧水を使わないスキンケア」と聞いても初めはピンと来ないかもしれません。
実は「化粧水を使わないスキンケア」にもいくつかの種類があり、それらは次のようなものです。
- 洗顔後は保湿クリームのみ
- 化粧水不要論
- 肌断食(美容断食)
この3つはどれも化粧水を使わないスキンケアですが、その内容は少しずつ異なります。
洗顔後は保湿クリームのみ
まず「洗顔後は保湿クリームのみ」ですが、あるTV番組で紹介されたことから一躍脚光を浴びるようになりました。
これは洗顔後のスキンケアは保湿クリームだけ、というとてもシンプルな方法です。
肌内部の水分蒸発を防ぐには、油分で肌表面にフタをしてあげることが重要。
洗顔料で顔を洗ってさっぱりした状態は、肌にとって必要な油分も洗い流してしまっている状態です。
そのままにしておけば、肌のうるおいの源である水分がどんどん蒸発していきます。
そこで保湿クリームで肌表面に油分のフタをしてあげるというわけです。
化粧水不要論
一見、「洗顔後は保湿クリームのみ」と同じような「化粧水不要論」ですが、こちらは一部の皮膚科医などの間でも推奨されているスキンケア方法です。
その名の通り、化粧水は一切使わないスキンケア法で、洗顔後は保湿クリームやローションなどで皮脂の補強を行います。
「洗顔後は保湿クリームのみ」と「化粧水不要論」の明らかな違いは、後者は化粧水をどんなときでも一切不要と定義づけていることです。
化粧水不要と定義づけている理由は次の通り。
- 化粧水は角質層(皮膚の一番浅い部分)までしか浸透しない
- そもそも角質層は死んだ細胞から成り立っているので、水分を与える必要がない
- 角質層の一番の役割はバリア機能であり、油分を補強することが大事
美容目的ではなく、健康な肌を基準に考えているのが「化粧水不要論」であるとも言えます。
肌断食(美容断食)
健康や美容に気をつかう人の間で話題となっている断食ですが、スキンケアにも「肌断食(美容断食」という方法があります。
これは、洗顔後に化粧水や乳液などを一切つけずに過ごすというものです。
ただし実際には、日中は仕事や用事などを済ませるため、メイクは必要不可欠という人が多く、夜だけ肌断食を行うことが多いようです。
ヒトの肌にはもともと、自分の力でうるおいを保とうとする力が備わっています。
たしかに赤ちゃんの肌は、特別なスキンケアをしなくてもぷるぷるでみずみずしいですよね。
ところが、大人になってから数々のスキンケアアイテムを使ってお手入れするようになると、肌への栄養が過剰になり、肌は本来なら自分でうるおうべき力を発揮できなくなるという理論です。
肌本来のうるおう力を取り戻すまでにかかる期間は、だいたい1~3週間。
常に肌断食を行うのではなく、肌の調子が悪くなった時に集中して行う特別なスキンケアというわけですね。
3つ目の「肌断食」は特別な期間限定スキンケアですから、日常的に行うものではありません。
1つ目と2つ目のスキンケアに共通しているのは、洗顔後は化粧水を省いて、保湿クリームで油分を補給するということ。
従来のスキンケアは、『洗顔後はとにかく化粧水を早くつけてうるおいを与える』ことが重要視されてきましたが、今新しく注目されているのは、『洗顔後はうるおいを逃さないことに重点を置く』スキンケアだとわかりますね。
⇩アボカドの美容効果については下記の記事から⇩
保湿クリームでスキンケアを行うデメリットとは?
お医者さんが推奨していたり美容家たちからも支持されていたりする、洗顔後は保湿クリームでOK!というスキンケアですが、忙しい人達にとっては時短にもなりメリットが大きそうですよね。
しかし、保湿クリームだけのスキンケアは、デメリットはないのでしょうか。
肌の水分力が衰えている人はうるおいを実感しにくい
洗顔後は保湿クリームのみというスキンケア法は、理論上は間違ったスキンケアというわけではありません。
それでも、この方法ではうるおいを実感できない人がいます。
それは、すでに肌の水分力が衰えてしまった人です。
肌のうるおいを実感できる水分というのは、本来肌の奥深くである真皮に蓄えられています。
角質層がある表皮の水分は、真皮から表皮へと届けられるため、真皮にきちんと水分が保たれている人はわざわざ化粧水で水分を補給しなくても大丈夫なのです。
ところがインナードライと言われる乾燥肌の人は、肌内部の保水力が足りていません。
そのような状態で保湿クリームを塗り肌表面にフタをしても、乾燥肌の改善には至らないのです。
むしろ保湿クリームでフタをしてしまっては、そのあとミストや加湿器で水分を補おうと思っても保湿クリームの油分によって跳ね返されてしまいます。
洗顔後は保湿クリームだけというシンプルなスキンケアは、肌の水分量が足りている人に試してほしい方法だともいえます。
保湿クリームによってはニキビが大量に発生!?
肌内部の水分蒸発を防ぐには、オイルタイプの保湿クリームをつける必要があります。
ところが油分はともすれば毛穴の詰まりを招き、ニキビの大量発生につながる可能性がありますよね。
実際に、洗顔後に保湿クリームのみというスキンケアを行っている人の中には、ニキビがたくさんできてしまい、かえって肌状態が悪くなった人もいます。
保湿クリームと言ってもその種類はさまざまですが、こってりしたテクスチャーのクリームをたっぷり塗るのは避けたほうが無難です。
⇩アボカドでニキビを防ぐについては下記の記事から⇩
アボカドでニキビの悪化を防ぐ!内から外からニキビ跡をケアできる方法をご紹介!
実感できるまでに時間がかかる
今までいろいろなアイテムを使って肌に栄養やうるおいを与えてきた人が、いきなり保湿クリームだけのスキンケアに切り替えても、すぐに効果を実感できるわけではありません。
肌が本来の役割を取り戻すには、ある程度の時間が必要であり、だいたい1~3週間は保湿クリームだけのスキンケアを続ける必要があります。
急激にスキンケアの内容を変えてしまうと、肌への負担が大きく、かえって肌トラブルを起こしやすくなる可能性も・・・。
もしたくさんのアイテムを使って日頃肌のケアを行っていた場合は、いきなり全部をやめるのではなく、どれか1~2点を残し、徐々にシンプルなケアに変えていくことも大切です。
保湿クリーム以外に行うべきスキンケアとは?
スキンケアの見直しを検討し、「洗顔後は保湿クリームのみ」「化粧水不要論」に共感する人は少なくありません。
しかし急激なスキンケア内容の変化は、肌への負担が大きく、ましてインナードライの悩みは残ったままです。
そこで次は、保湿クリームと組み合わせたいスキンケアを考えてみましょう。
化粧水をプラス
化粧水は肌の奥深くまで浸透することはなく、一番表面にある角質層まで。
それでも乾燥肌の人にとっては、肌に透明感を与えたりうるおいを感じたりすることができるアイテムになります。
保湿クリームのみのスキンケアで肌のくすみを感じるのであれば、無理をせず化粧水をプラスしたスキンケアに変更してみましょう。
ただし肌本来の力を取り戻すには、化粧水の与え過ぎはよくありません。
メイクを行う朝のスキンケアの時には化粧水をプラス、夜のスキンケアの際は保湿クリームのみといった方法がオススメです。
化粧水の代わりに美容液
化粧水を使わないスキンケアでは、洗顔後は保湿クリームをつけるのが基本ですが、そこに美容液をプラスするスペシャルケアもオススメです。
若い頃には気にならなかった健康な肌も、歳を重ねるといろいろと気になる部分が増えてきますよね。
自分の悩みに合った成分を配合している美容液を洗顔後に直接塗ることで、肌の悩み改善に期待できます。
もともと美容液は水分が多いので化粧水としての役割も兼ね備えています。
化粧水の代わりに塗布する場合は、惜しみなくたっぷり使うことがポイント。
そのうえで、最後に美容成分を閉じ込めるよう保湿クリームを重ねてください。
⇩アボカドは食べる美容液?については下記の記事から⇩
洗顔後のタオルドライにも要注意
化粧水を使わないスキンケアにとって、洗顔の際に使用する水は貴重な肌への水分補給です。
肌への水分はなにも化粧水ではなく、水道水でもOK(日本の水道水はとても清潔だから)なのです。
洗顔後は柔らかいタオルで抑えるように水分をふき取り、まだ肌の表面に水分が残っているうちに素早く保湿クリームを塗るのがコツ。
乾燥肌の方にオススメできる保湿クリームを紹介!
今まで、洗顔→化粧水→乳液の3ステップがスキンケアの基本だと実践していた人にとって、化粧水を使わない「保湿クリームのみ」のスキンケアは驚きかもしれません。
しかし肌には本来、自らうるおいを保つ力があり、外部の刺激から肌を守るバリア機能も備わっています。
これを壊して乾燥肌や敏感肌にしてしまっているのは、毎日の過剰なスキンケアに原因があることも少なくないのです。
「REGANERO」のアボカドスキンケアは、オーガニック栽培されたアボカドから抽出したアボカドオイルを使った保湿クリームで、うるおいを実感したい乾燥肌の人にはピッタリの保湿クリームです。
肌に直接つけるものだからこそ製法にもこだわり、栽培から抽出まで化学薬品を一切使用しない低温圧搾法で、オーガニックアボカドオイルをじっくりと抽出しています。
「REGANERO」のアボカドスキンケアアイテムは、顔用に開発された「アボカドバタークリーム」のほかにも、天然純度100%エクストラバージンアボカド美容オイルをカプセルに詰め込んだ「アボカドオイル」があります。
乾燥肌の人は、乳液や保湿クリームでなくオイルスキンケアという選択肢も。
「REGANERO」のスキンケアアイテムは、どれも上質な天然アボカドオイルを使ったものばかりですから、自分の肌に合ったアイテムを選ぶことができます。
<参考文献>
中外製薬「皮膚」
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