アボカド・美容COLUMN
ハリあるツヤ肌へ!プロテオグリカン化粧水効果は?おすすめ商品をご紹介!
「うるおい化粧品をつかっているのに、ちっとも肌が潤わない!」そんな悩みを抱えている人は、一度プロテオグリカン化粧品を試してみてはどうでしょうか。
プロテオグリカンは、保湿力に定評があるヒアルロン酸やコラーゲンより保湿力が高い!という声も聞こえてくる注目成分です。
まだあまり聞きなれない成分ではありますが、乾燥に悩む人にはぜひ知ってほしい美容成分で、今回はそんなプロテオグリカンについて、どのような成分なのか、期待できる効果や種類などを詳しく解説していきます。
おすすめのプロテオグリカン配合化粧水についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
プロテオグリカンとは
プロテオグリカンはヒアルロン酸やコラーゲンのように、人の肌にもとから存在する成分です。
プロテオグリカンの成分と効果
そのため肌なじみがよく、塗った後もベタベタせずにすっと肌の内側に浸透していきます。
動物の皮膚や軟骨などに存在する成分ですが、今までは抽出が難しく、牛の気管軟骨や鶏のトサカからわずかにとれる成分でありとても希少価値の高い成分でした。
近年技術の進歩により、鮭の鼻軟骨から高純度のプロテオグリカンが抽出できるようになり、化粧品などでも配合されるようになったのです。
とはいえまだまだ抽出量は少なく、高濃度で配合されている場合は価格も高くなってしまうことは覚えておきましょう。
プロテオグリカンは真皮を構成する間質成分のなかで、基質と呼ばれる役割を担い、コラーゲンやエラスチンなどの繊維を安定化させて皮膚を柔らかくしています。
プロテオグリカンの抽出方法
抽出方法についてですが、糖タンパク質であるプロテオグリカンは熱に弱く、またアルカリや酸によっても変性してしまうという性質を持っています。
ただし非変性プロテオグリカンのように壊れにくいプロテオグリカンの抽出法も確立されていますので、配合されている化粧品がどのような抽出方法を選択しているのか調べておくといいでしょう。
プロテオグリカン化粧水の選び方
ではプロテオグリカンが配合されている化粧水は、どのような基準で選ぶとよいのでしょうか。
プロテオグリカンはそれ単体で効果を期待するよりも、一緒に使用する保湿成分との相乗効果を期待したい成分です。
注目すべきいくつかのポイントを紹介していきましょう。
原液タイプか配合タイプにするか選ぶ
まずプロテオグリカン化粧水には、「原液」タイプと「配合」タイプの2種類があることを知っておく必要があります。
プロテオグリカン原液は、水とプロテオグリカン、そして防腐剤のみが配合されている濃度の高い化粧水です。
価格はどうしても高くなりますが、そのぶん効果は期待できるので、プロテオグリカンをしっかり実感したい人は原液タイプがおすすめです。
使い方は、今使っている化粧水に数滴プラスするだけでOK、アミノ酸やビタミンC誘導体、セラミドなどが配合されている化粧水と一緒に使うとより効果が期待できます。
一方、配合タイプはプロテオグリカン以外にも、さまざまな美容成分が一緒に配合されています。
原液タイプより手ごろな価格で手に入るので、プロテオグリカンを試してみたい!という初心者や、ほかの美容成分もいっしょに取り入れたい!という人は配合タイプを選ぶといいでしょう。
添加物の有無をチェックして選ぶ
肌の弱い人、無添加化粧品にこだわりのある人は、プロテオグリカン以外の配合成分もチェックしましょう。
原液タイプのプロテオグリカン化粧水は、品質劣化を避けるための防腐剤が添加されていることが多いです。
ただし最低限度の添加剤であり、添加物の数としては少ないと言えます。
一方で配合タイプのプロテオグリカン化粧水は、いくつかの美容成分を安定させるために複数の添加物が含まれていることがよくあります。
どちらの場合も、品質を安定させるために必要な防腐剤添加ではありますが、敏感肌の人など気になる場合はきちんとチェックしておくことが大切です。
また防腐剤無添加のプロテオグリカン化粧水は、冷蔵庫などで保管することも忘れないようにしましょう。
⇩エクストラバージンオイルについては下記の記事から⇩
エクストラバージンオイルとはどんな意味?美容での使い方や効果を解説!
産地で選ぶ
プロテオグリカン化粧水を選ぶときは、抽出する原料の産地も重要なチェックポイントです。
実はプロテオグリカンを抽出して化粧品成分として販売しているメーカーは、それほど多いわけではありません。
一般的には「第4回ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞」のバイオマテックジャパン株式会社のプロテオグリカンと、国立大学法人弘前大学の研究による抽出技術をつかった「あおもりPG」、このふたつが有名で安心できる原材料と言えます。
もちろん自社で抽出したプロテオグリカンを配合している化粧品メーカーもありますが、その場合は抽出方法などをきちんと確認して選ぶようにしましょう。
プロテオグリカン化粧水5選
では実際に販売されているプロテオグリカン化粧水で、おすすめしたい商品をいくつか紹介していきます。
プロテオグリカンの原液はプロテオグリカンと水が主な原料で、1回に使う量は数滴程度と少量で、手持ちの化粧水に混ぜて使う人が多いです。
今使っているスキンケア商品を変えることなくプロテオグリカンを試したいという人は「原液タイプ」、複数のスキンケアアイテムを使い分けるのが面倒な人は「配合タイプ」と自分のライフスタイルにあわせた選び方がおすすめです。
①『フラコラ プロテオグリカン原液』協和
「フラコラ プロテオグリカン原液」は、サケの鼻軟骨からとれたプロテオグリカン成分を100%配合したプロテオグリカン原液です。全成分は水・BG・プロパンジオール・水溶性プロテオグリカン・フェノキシエタノールとシンプルで、添加物が少なく肌にやさしい減益になっています。付け心地はさらっとしていて、ベタつきが気になる人にも安心です。
-保湿成分-
BG・プロテオグリカン・プロパンジオール
②『キソ プロテオエッセンスPG』(基礎化粧品研究所)
「キソ プロテオエッセンスPG」は、青森県の弘前大学が抽出技術を確立した「あおもりPG」ブランドの認証を受けたプロテオグリカン原液です。水・BG・水溶性プロテオグリカンとシンプルな構成で、人工香料・アルコール・パラベン・鉱物油・着色料は一切使っておらず肌にやさしい商品になっています。そのままつけてもOKですが、内容量が少なめなのでお手持ちの化粧水に混ぜて使うことをおすすめします。
-保湿成分-
BG・プロテオグリカン
③『プリマモイスト ローションII』アテニア
「プリマモイスト ローションII」は、プロテオグリカンとブドウ新芽から抽出されたサーキュライザーS6を配合している化粧水です。またインナードライの解消が期待できるオリゴ糖“ラフィノース”入りで、細胞内の水分と脂質のバランスを整えてしっとりした肌に近づきます。弱酸性・無着色・合成香料不使用・無鉱物油・パラベンフリー・アルコールフリーと敏感肌の人にもやさしい成分構成です。
-保湿成分-
プロテオグリカン
④『そのまま!!プロテオグリカンローション』シンエイ
天然の国産鮭から抽出したプロテオグリカンを配合した化粧水です。保水力が高く、肌のうるおいが長続きします。肌のハリやたるみが気になってきたエイジングケアにもピッタリです。パラベンフリー・無香料・無着色。
-保湿成分-
BG・プロテオグリカン
⑤『プロテオグリカン原液』(トゥヴェール)
「プロテオグリカン原液」は、青森県産の一丸ファルコス製原液を100%使用していて、人工香料・着色料・鉱物油なども一切使用していません。さらっとしたテクスチャが特徴で、ベタつきが苦手だけどしっかりと保湿したいという人におすすめのプロテオグリカン原液です。手持ちのスキンケア用品にプラスして使うことで、普段以上の効果を期待できることもあり、エイジングケアアイテムを探している人は一度使ってみる価値アリです。
-保湿成分-
BG・プロテオグリカン
保湿力の高いクリームをお探しの方に
プロテオグリカンは、肌のうるおい不足によるキメの乱れやたるみを改善し、ハリを与えたり柔らげたりする効果が期待できます。
プロテオグリカンそのものに保水力があり、一定の保湿力が期待できますが、できればコラーゲンやヒアルロン酸などほかの保湿成分と一緒に摂るのがおすすめです。
またプロテオグリカン配合化粧水で肌にうるおいを与えたら、その水分が逃げていかないよう、肌の内側に閉じ込めておくことが大切になります。
そこでポイントとなるのが、化粧水のあとに使う保湿クリーム選びです。
乾燥が気になる人は、肌の水分量だけでなく油分量も不足していることが多いものです。
油分が足りないと、水分を肌の内側にしっかりと閉じ込めておけず、保湿力の高い化粧水を使っていてもどんどん蒸発していってしまいます。
だからといって肌に塗るとベタつくような保湿クリームは避けたいという人も多いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、森のバターとも呼ばれる「アボカド」からとれたオイルを使った保湿クリームです。
「REGANERO」のタイ発アボカドスキンケアは、厳選されたアボカドを丁寧に低温圧搾して抽出したオーガニックアボカドオイルを使用しています。
肌に塗るとスッとなじんでベタつかず、それでいて肌にしっかりとうるおいを与えてくれる「REGANERO」の保湿クリームは、プロテオグリカン化粧水のあとに使う保湿クリームとしてもおすすめです。
フェイス用の「アボカドバタークリーム」は、アボカドオイルのほかシアバター・ホホバオイル・カミツレ花オイルなど天然由来成分の保湿成分をたっぷり使っています。
人工香料は使用していませんが、アボカドのほんのり甘くフルーティーな香りがリラックスしたスキンケアタイムをサポートし有意義な時間ひとときを過ごせます。
「REGANERO」にはアボカド保湿クリームのほか、純度100%の「オーガニックアボカドオイル」もありますから、いつものスキンケアを変えたくないという人は手持ちの保湿クリームにアボカドオイルをプラスしてみてはどうでしょうか。
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