アボカドオイル  2021.02.18

アボカドオイルは化粧品として利用できる!?成分や効果について解説!

アボカドオイルは栄養成分が豊富で美容にも良いと言われ、多くの方から注目されているアボカドから抽出されたオイルです。

オイルにも魅力的な成分が含まれていることから、美容効果が高く肌にも良いのではないかと思っている方は多いでしょう。

アボカドオイルは化粧品としても利用できるのでしょうか。

この記事ではその真相を明かし、アボカドオイルの成分や効果について解説していきます。

 

アボカドオイル(油)は化粧品として利用できるのか?

アボカドオイルを化粧品として利用し、スキンケアを行えるのかどうかについてまず確認をしていきましょう。

結論としては、アボカドオイルは化粧品として使い、綺麗なお肌を作り上げる事を目指すことができます。

化粧品の多くはオイルを配合していることがよくあります。

ホホバ油やサンフラワーオイル、グレープシードオイルなどに加え、美容効果が高く肌に魅力的な成分を含んでいることで有名なアルガンオイルやマカダミアナッツオイルなども配合されるようになってきました。

このようなオイルを主体として仕上げられた美容オイルもよくスキンケアに用いられるようになっています。

アボカドオイルも美容効果が高く化粧品として利用できるので有効活用していきましょう。

 

化粧品としてのアボカドオイル(油)に含まれる成分について

アボカドオイルを化粧品として用いる際にはどのような成分が含まれているのか気になるでしょう。

ここではアボカドオイルに含まれている魅力的な成分の種類と特徴を解説します。

どのような美容効果が期待できる成分なのか一つずつ丁寧に見ていきましょう。

 

オレイン酸

オレイン酸はアボカドオイルに含まれている脂肪酸のうち65.3%以上を占めています。

不飽和脂肪酸の一つで、スキンケアの化粧品だけでなく石鹸などにも用いられている成分です。

オレイン酸は他の脂肪酸と同様に肌に潤いを与える作用があり、抗菌作用も持っていることがわかっています。

肌荒れの原因は肌に出来てしまった傷に雑菌が入ってしまうことから起きてしまうといわれています。

特にアトピー性皮膚炎などを起こしているときには肌質の低下を引き起こす原因になることから、感染防止のために抗菌作用のある成分が入っている化粧品を使うのは良い対策方法です。

オレイン酸は黄色ブドウ球菌のように皮膚に常在している細菌の増殖を抑制する作用が大きいことが判明しています。

そのため、感染防御という観点から肌の調子をよくするのに貢献してくれる成分といえるでしょう。

 

リノール酸

リノール酸は多価不飽和脂肪酸の一つで、アボカドオイルの脂肪酸の中ではオレイン酸の次に多く含まれています。

リノール酸は他の脂肪酸と同様に肌の乾燥を防いで潤いを保持するのに寄与する性質がありますが、美容に対する様々な効果が検証されてきているのも魅力です。

リノール酸にはオレイン酸と同様に黄色ブドウ球菌に対する増殖抑制作用があることが示されていて、抗菌作用による炎症予防の役に立つと考えられます。

さらに、しみやそばかすなどの原因となるメラニン色素の沈着を防止するのにも良いと考えられる研究結果があります。

メラニン色素は肌の基底層にあるメラノサイトと呼ばれる細胞の中で作られていますが、リノール酸にはその生成を抑制する作用があるのです。

紫外線や感染などの刺激を受けたときには肌で活性酸素が発生します。

その活性酸素を引き金としてメラノサイトを刺激し、メラニン色素を作るという仕組みを働きにくくすることができるのがリノール酸の役割です。

美白を目指したい人にとってリノール酸は魅力的な成分の一つといえます。

 

リノレン酸

リノレン酸は多価不飽和脂肪酸の一つでアボカドオイルには1.0%ほど含まれています。

比率としてはあまり多くはありませんが、リノール酸と同じようにメラノサイトへの刺激を抑えてメラニン色素の生成を抑制する作用を持っている脂肪酸です。

リノレン酸はリノール酸よりも不飽和度が高い脂肪酸なので、活性酸素の作用を抑制する作用も高いと期待されます。

色素沈着を抑える力もリノール酸より高いことから、美白を重視してスキンケアをしていきたい人にとって魅力的な成分です。

 

パルミチン酸

パルミチン酸は多価飽和脂肪酸の一つでアボカドオイルには12.4%程度含まれています。

パルミチン酸は脂肪酸としてエモリエント作用を発揮し、肌の乾燥を防ぎつつ潤いを与える役割を果たします。

肌に欠かせない脂溶性ビタミンの一つであるビタミンAを肌に留めるのに欠かせない脂肪酸として知られています。

皮脂の量を調節するのにも関わっていることが知られていますが、ビタミンAのように肌の形成やターンオーバーに関与する重要な成分を肌に行き渡らせる役割が大きいのが特徴です。

様々な種類のオイルに成分として含まれている 人気の脂肪酸です。

 

脂溶性ビタミン

アボカドオイルには脂溶性ビタミンが豊富に含まれています。

ビタミンAとビタミンEは抗酸化作用を持っている脂溶性ビタミンで、肌の状態を改善し、アンチエイジングを進める上で重要な役割を果たしています。

アボカドはどちらのビタミンも含んでいることに加え、不飽和脂肪酸がオイル内に多いことからこれらのビタミンが酸化されにくいという性質があります。

そのため、肌のターンオーバーを促進したり、活性酸素を除去したりできる活性がある状態のビタミンを直接肌に取り込むことができるでしょう。

 

フィトステロール

アボカドオイルにはフィトステロールも含まれています。

フィトステロールとは植物ステロールの一部で、主にシトステロール、スチグマステロール、カンペステロールの三種類が該当しています。

フィトステロールには乳化作用があるので天然由来の乳化剤としての役割を果たします。

また、エモリエント作用も高く、潤いのある肌を作り上げるのに寄与する成分です。

この他にも皮膚を構成する重要な成分の一つであるセラミドを保持する作用も示されています。

セラミドは皮膚のバリア機能に欠かせない成分なので、フィトステロールは炎症の予防や乾燥の防止の役に立ちます。

 

アボカドオイル(油)の効果とは?

アボカドオイルに含有されている成分を考えると美容にも良い効果があると期待できます。

乾燥肌の防止になることに加え、普段から肌が荒れて炎症を起こしている人にとっては感染による炎症の予防になります。

肌荒れに悩まされている人の対策として普段からのスキンケアに適しているといえます。

また、リノール酸やリノレン酸の美白作用によってシミやそばかすなどの対策もできるでしょう。

さらに抗酸化作用に基づく色素沈着の防止になることから、紫外線対策についても効果を期待できます。

ビタミンEを代表とする抗酸化成分が豊富なので、アボカドオイルを使うとアンチエイジングのスキンケアにもなります。

肌の新陳代謝を促進するのに良いビタミンも豊富なので、肌のターンオーバーも活性化されます。

これらのように、アボカドオイルは様々な肌のトラブルに広く対処できるという非常に魅力的なオイルなのです。

さらに、エモリエント作用が大きいのもアボカドオイルの特徴です。

エモリエント作用があると肌が潤うようになり、柔らかな見た目になります。

みずみずしい肌になりたいという人にとって非常に嬉しい美容オイルです。

このように若さを保っていきたい、真っ白な美しい肌を目指したいと考えている人にとって肌質の改善効果が得られるのがアボカドオイルの特徴です。

アンチエイジング効果があるので美しい肌を保っていきたいならアボカドオイルは他の美容オイルに比べても魅力的な化粧品と言えます。

 

 

アボカドオイル(油)の使い方について

アボカドオイルを化粧品として使うときにはコツがあります。

マカダミアナッツオイルやホホバオイルなどと組み合わせると伸びが良くて使いやすいでしょう。

また、普段から使用している化粧品に混ぜて使用することも可能です。

トリートメントや乳液、ハンドクリームやボディクリームにはもともとオイル成分が含まれているので、さらなるアボカドオイルを混ぜてあげる事でさらなる美容効果を得られるでしょう。

ただ、化粧水の場合にはオイルと水がなじまないのでアボカドオイルを入れても混じり合わないので注意が必要です。

 

化粧品としてのアボカドオイル(油)の成分や効果まとめ

アボカドオイルは化粧品としても利用可能で、不飽和脂肪酸やビタミンEなどの脂溶性ビタミン、フィトステロールといった肌にとって嬉しい成分がたくさん含まれています。

アボカドオイルを使ってスキンケアをしていけば、白くて透き通った肌を保ちながら、アンチエイジングにも取り組んでいけるでしょう。

アボカドオイルはそのままでも使えますが、他のオイルや化粧品に混ぜて使うこともできます。

今まで使ってきたオイルや化粧品を合わせて使うことも検討してみましょう。

 

アボカドオイル(油)よりも肌が綺麗になる方法が知りたいと思ったら?

アボカドオイルを手に入れてスキンケアをしたいと思っても、使い方が大変だと思った人もいるでしょう。

しかし、魅力的な成分が含まれていて色々な美容効果を期待できるとなるとアボカドオイルを使ってみたいという気持ちに駆られて当然です。

その際におすすめなのがアボカドボディクリームとアボカドバタークリームです。

自社にて徹底管理し、東京ドーム約2個分の広大な土地にてオーガニック栽培されたアボカドを丸ごと使った商品が誕生しました。

ボディクリームにはアボカド約5.2個分ものオイルを配合しており、オイルの質を一切落とさないように低温圧搾(コールドプレス)にてじっくりと時間をかけて抽出したオーガニック100%エクストラバージンアボカドオイルのみを使用しています。

その独自工法によって生産したアボカドオイルを選りすぐりの美容成分と調合して製造されているのが、REGANEROのアボカドボディクリームとアボカドバタークリームです。

今後のスキンケアはオーガニック(自然派)を重視し、魅力のあるアボカドオイルを配合した商品を使っていきたい人は是非この機会に手に取ってみましょう。

 

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


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