アボカドクリーム  2021.05.21

エモリエント効果が高いものはアボカドボディクリーム!?成分や効果を解説!

美容技術やアイテムは日々進化しており、気が付いたら世間から取り残されていた!なんてこともあります。

そんな美容界の間で今注目されているのが『エモリエント効果』。

保湿に関することなのですが、肌の保湿を正しく知っていなければ、エモリエント効果が大切だということがわかりません。

そこで今回は、『エモリエント効果』について深く掘り下げて解説していきます。

エモリエント効果の高いオススメ商品についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

そもそもエモリエント効果とは何か?

「エモリエント」とは、皮膚からの水分蒸散を防止してうるおいを保持し、皮膚を柔軟にするという皮膚生理作用のこと。

空気が乾燥する冬場だけでなく、エアコンの効いた部屋にいることが多い夏場や、風が強くなる春先など、乾燥肌の悩みは一年中尽きることはありませんよね。

化粧水をたっぷり肌に含ませても、すぐに乾燥してしまう・・・、そんな人はエモリエントが上手く作用していない可能性があります。

暑い夏、地面に水を撒いてもすぐに蒸発して乾いてしまいます。

例えば、太陽を遮るように日陰を作ってあげたり、水分が蒸発しにくいようにビニールなどで覆ってあげたりすれば、地面はある程度の時間、保水することが可能です。

肌の場合も同様で、乾燥肌だからとたくさんの化粧水で水分を与えても、その水分が蒸発しないような工夫をしなければ、肌をしっとり保つことはできないのです。

そこでポイントとなるのが「エモリエント効果」になります。

皮膚に対してエモリエント効果を発揮する保湿剤を使って、水分の蒸散を防ぐことが乾燥肌にはとても大切なのです。

もう少しわかりやすく言い換えると、肌に含ませた化粧水が蒸発していかないようにフタをする役割があるのがエモリエント剤、水分をうまく肌内部に閉じ込めることができる作用がエモリエント効果になります。

 

⇩オススメのアボカドクリームについては下記の記事から⇩

韓国のアボカドハンドクリームの効果からオススメのアボカドクリームを紹介!

 

モイスチャー効果との違いについて

肌の保湿を考えるとき、エモリエント効果よりも一般に浸透しているのがモイスチャー効果です。

実はエモリエント効果を正しく行うためには、モイスチャー効果のことも知っておく必要があります。

モイスチャー効果とは、グリセリンなどの水性保湿成分を皮膚の表面だけでなく、角質層にまで浸透させて肌を潤わせる効果を指しています。

いわゆる、化粧水などをたっぷり肌に含ませるスキンケアですね。

エモリエント成分が油性物質であるのに対し、モイスチャー成分の多くは水溶性物質になります。

例えばスキンケアアイテムの中でも、化粧水や美容液、そしてさらりとした乳液などはモイスチャー効果が期待できるものに分類することができ、こっくりした使用感の乳液やスキンケアオイルなどはエモリエント効果が実感できるアイテムになります。

一言で表せば、エモリエント効果とモイスチャー効果はどちらも保湿効果という言葉になりますが、その中身は大きく違うというわけなのです。

 

エモリエント効果が高いものはアボカドボディクリームなのか?

エモリエント成分の代表格は次のようなものです。

  • 炭化水素(ワセリン・スクワランなど)
  • 油脂類(オリーブオイル・アボカドオイル・馬油・シアバターなど)
  • エステル油(ミリスチン酸イソプロピル・トリエチルヘキサノインなど)
  • セラミド類(人型セラミド・疑似セラミドなど)

上にあげた成分は、すべてエモリエント効果が期待できるものです。

そして一概に「この成分がいい!」というわけでもありません。

ただし油脂類がスキンケアアイテムに使用される理由は、肌なじみがいいからという点をあげることができます。

私たちの肌には、もともと天然のエモリエント成分が備わっています。

とくに珍しい成分ではなく、『皮脂』が天然のエモリエント成分なのです。

動物や植物からとれる天然油脂は、人の皮脂にとても近いという特徴があるため、塗ったときの肌なじみが非常に優れています。

だったら一年を通して天然油脂をスキンケアに使えばいいと思うかもしれませんが、天然油脂の中には「酸化しやすい」といった特性を持ったオイルが少なくありません。

古くから傷薬などにも使われてきた馬油は、人の皮脂にとても近い性質であるため、保湿剤としても長い間愛用されてきました。

しかし酸化しやすいという特徴があり、日中のスキンケアに使用すると、太陽からの紫外線を浴びて成分が酸化してしまいます。

肌にうるおいを与え、皮膚を保護する目的で使用したのに、かえってシミやくすみの原因になってしまっては本末転倒です。

もちろん馬油は優れたエモリエント効果が期待できる天然油脂ですから、夜のスキンケアに使用するなら問題ありません。

一方、同じ天然油脂でもオレイン酸がメインのアボカドオイルやオリーブオイルは、酸化しにくいオイルの代表です。

酸化しにくくて安定性が高いという性質は、日中スキンケアに向いているともいえるでしょう。

加えてアボカドオイルには、若返りビタミンと呼ばれるビタミンEがたっぷり含まれていて、その量はオリーブオイルの2.5倍ともいわれます。

香りもオリーブオイルと比べると控えめなので、毎日のスキンケアに取り入れる魅力はいっぱいなんですよ。

 

 

オイルよりもクリームの方が効果は高いのか?

ではアボカドオイルをスキンケアに取り入れる場合、オイルとクリームでは効果にどのような違いがあるのでしょうか。

保湿クリームとオイルは、どちらも保湿対策で使うものですよね。

この2つ、大きな違いは含まれる水分と油分の量にあります。

一般的な保湿クリームに含まれる油分量は、およそ3050%。

乳液(油分量1030%)と比較すればこっくりしていますが、アボカドオイルのような天然オイルはほぼすべてが油分であり、水分はほとんど含まれていません。

先ほどもお話ししたように、保湿に大切なのはモイスチャーとエモリエントのバランスを考えてスキンケアをすることです。

もともと肌の水分量が少ない人は、オイルだけでは肌の内側に閉じ込める水分が足りません。

化粧水などで十分に水分を補ってからオイルでフタをすることが大切です。

モイスチャー効果の高い成分が含まれているクリームなら、水分を補いつつ油分でエモリエント効果を得ることができるので、普通肌の人なら満足いくうるおいを感じることができるかもしれませんね。

ただし気を付けなければいけないポイントもあります。

それはアイテムを付ける順番です。

モイスチャー剤とエモリエント剤は、必ずモイスチャー剤を先につけることが求められます。

もしエモリエント剤の油分で肌にフタをしてしまうと、そのあとどれだけモイスチャー効果の高いスキンケアアイテムを使ったとしても、水分が肌に浸透していかなくなってしまいます。

まずはモイスチャー成分で肌の内側に十分な水分を補ってから、そのあと水分が蒸散していかないようにエモリエント成分でフタをする・・・、この順番は正しく守りましょう。

 

エモリエント効果が高いオススメのアボカドボディクリームとは?

エモリエント効果とモイスチャー効果、どちらも保湿対策には大切だということはわかっていただけたかと思います。

けれども、毎日のスキンケアで「いろいろなアイテムを複数使い分けるのは大変!」、そんな声も多く聞こえてきます。

そこでオススメしたいのが、エモリエント効果の高い保湿クリームです。

若いころは肌に充分な水分量が確保できていた人でも、年齢と共に水分量は減少していきます。

肌が乾燥してきたな・・・と感じて、慌てて油分だけを補ってはいないでしょうか。

肌の保湿対策は、水分と油分の両方を補うことが大切。

だからこそモイスチャー効果が得られて、なお且つエモリエント効果の高いアボカドクリームがオススメなのです。

REGANERO」のアボカドボディクリームは、肌にうるおいを与える保湿成分が使われていますが、なかでも4種類に注目です。

 

アボカドボディクリームの成分について

REGANERO」のアボカドボディクリームに、使われている注目の保湿成分は次の4つ。

  • エキストラバージンアボカドオイル
  • シアバターオイル
  • ホホバオイル
  • グリセリン

まずアボカドオイルですが、こちらは低温圧搾法で抽出した良質なエクストラバージンオイルのみを使っています。

アボカドオイルには、若返りビタミンと呼ばれるビタミンEがたっぷり含まれていて、美容家たちの間でも注目されている成分です。

REGANERO」のアボカドボディクリームに使われているアボカドオイルは、なんとアボカド5.2個分!

製品の約8%をエキストラバージンアボカドオイルが占めていますから、アボカドオイル成分を十分に感じることができます。

シアバターは、人肌で温めるとちょうどなめらかなクリーム状になる保湿成分です。

肌の柔軟性を保つのに優れていて、扱いやすい成分ですから、全身のボディケアに人気の成分となっています。

ホホバオイルは、スキンケア用品に多数配合されている人気の植物性油脂です。

その特徴は香りがほとんどないということ。

アボカドオイルはほのかに甘いアボカドの香りがしますが、ホホバオイルはそういったほかの成分の香りを邪魔することなく配合することができます。

もちろん肌なじみがよく、肌をやわらげる作用も期待できるので、エモリエント効果が高い成分と言えます。

グリセリンは保水性が高く、多くのスキンケア用品に使われている成分です。

また伸びが非常によく、アイテムを肌に塗る際、すべりを良くする働きも担っています。

そして注目すべき成分がもうひとつ、「ナイアシンアミド」です。

ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、ビタミンB3と呼ばれることもありますが、この成分のオススメなところは、肌荒れ・美白・しわ改善に有効性が見られると厚生労働省に医薬部外品の承認を得ている化粧品成分です。

とても安全性の高い美容成分を「REGANERO」のアボカドボディクリームへも配合してありますから、よりスキンケア効果に期待ができますね。

 

アボカドボディクリームの効果について

REGANERO」のアボカドボディクリームが皮膚にうるおいを与えるアイテムだということは、何となくお判りいただけたかと思います。

けれどもスキンケアにこだわる人にとっては、「何となく」ではなくもっと深く効果を知りたいところですよね。

そこで次は「REGANERO」のアボカドボディクリームで、実際に期待できる効果について詳しくお伝えしていきます。

良質なエキストラバージンアボカドオイルには、ビタミンEがたくさん含まれています。

ビタミンEは若返りビタミンと呼ばれるほど、美容分野では注目されている成分です。

なぜ「若返り」なのかというと、まずビタミンEは抗酸化作用に優れているという点があげられます。

細胞が酸化するということは、サビている、つまり老化しているということです。

肌細胞が老化すれば、それはもちろんシミやしわ、くすみなどの悩みにつながります。

またビタミンEに含まれるトコフェロールは、血行促進に働く成分です。

血行が良くなれば、からだの隅々まで必要な栄養分が行き渡り、肌のターンオーバーが正常に行われるサポートもできるようになります。

つまりビタミンEは肌だけでなく、身体全体を若々しく保つために必要な栄養素だというわけです。

そしてナイアシンアミドの効果ですが、ビタミンB群の一種であるナイアシンアミドは、もともと肌荒れや美白効果が期待できる成分として認められてきた栄養素です。

そこにプラスして、2017年にはシワ改善に対する成分として医薬部外品の承認を受けることになりました。

ナイアシンアミドには、

  • セラミドを増やしてバリア機能を高める
  • メラニンを抑える
  • コラーゲンを増やす

以上のような働きがあります。

すべて肌を整えるためには必要なことですから、ナイアシンアミドがいかに有効成分であるかがわかっていただけることでしょう。

美容にいいと言われる成分はいくつもありますが、実際に医薬部外品の承認を受けることはなかなか難しいと言います。

そんな肌への有効成分をたっぷり配合した「REGANERO」のアボカドボディクリームで全身をケアし、ぜひ、うるおいとはり・ツヤのある肌を手に入れてくださいね。

 

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


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