アボカドオイル  2021.04.26

妊娠中にアボカドオイルを塗っても大丈夫!?妊娠線予防になるのか?

アボカドオイルは、皮膚にうるおいを与えるスキンケアとして注目されています。

もちろん果物のアボカドから抽出された天然オイルであるため、スキンケア製品の成分が気になる人たちの間で話題になることも多いです。

特に妊娠中の女性は、おなかの赤ちゃんへの影響を気にして、今まで使っていたスキンケアアイテムを変更することも少なくありません。

そこで今回は、天然オイルであるアボカドオイルは、妊婦さんにとっておすすめなのか解説していきます。

また妊娠中だけでなく、出産後にも残ってしまう妊娠線の予防に対してはどうなのか?についても一緒にお伝えしていきます。

アボカドオイルが気になっている人は、ぜひ参考にしてみてください。

妊娠線予防マッサージに使ってはいけないオイルとは?

妊娠初期はほとんど目立たなかったお腹も中期に入ってくると急激に大きくなることがあり、それに伴いボコボコした線が皮膚に現れることがあります。

これは妊娠線と呼ばれていますが、まるでスイカの縞模様と表現されることもあり、お腹だけでなく太ももやお尻、バストや二の腕にできてショックを受ける人もいます。

原因は、お腹が急激に膨らむのに、皮膚がその伸びについていけないから。

妊娠中はピンク色や赤紫色でとても目立ち、憂鬱になる人が多いのですが、困ったことに出産後も完全に消えることがないのです。

妊娠線は妊婦さんなら誰でもできる可能性はありますが、なるべくなら予防したいことでしょう。

 

ひたすら保湿対策

妊娠線が出来やすい条件は、双子ちゃんなどの多胎妊娠や経産婦などお腹が大きくなりやすい人、それ以外にも小柄ややせ型の人もなりやすいと言われていますが、共通して言えるのは乾燥肌だと妊娠線が出来やすいという点です。

つまり妊娠線予防は、ひたすら保湿対策をしっかりするのが一番のポイント。

ひび割れができてくるのは、お腹が急に大きくなる妊娠後期が多いのですが、保湿対策はそれよりも早め、遅くても妊娠中期には始めておくことが大切です。

もちろん妊娠初期に大幅な体重増加をしてしまった人は、さらに早めのケアをしておいた方がいいでしょう。

 

香りのチェックは必ずする

基本的に保湿力が高いオイルであれば、妊娠線対策には有効です。

もっとも注意したいのは『香り』。

妊娠中は食べ物の好みが変わる人が多く、匂いに対しても敏感になることが少なくありません。

ただしオイルの中には香りが強いものもあるので、体調がいい時に香りを確認しておくことをおすすめします。

みんながオススメするからと、香りを我慢して使い続けることは避けましょう。

 

原材料重視かコスパ重視か!

妊娠線予防の専用アイテムであれば、どれも安心して使えます。

ただし海外の妊娠線予防オイルやクリームは、厳選されたオーガニック成分のみを使ったスキンケア商品になっていることが多く、その分値段も高く設定されています。

あまりにも高価なアイテムだと、お腹やお尻、太ももなど、とにかく塗る面積が広い妊娠線予防にはコスパが悪すぎです。

値段が高いからと少量を塗るような対策では、十分な妊娠線予防になりませんので、高価なアイテムをちびちび使うよりは、ドラッグストアで販売されているコスパのいい保湿オイルをたっぷり塗った方が効果は高いともいえるでしょう。

妊娠線予防にオイルを塗る期間は意外に長く、範囲も広いですから、長く使い続けられるオイルを見つけるといいですね。

 

アボカドオイルは妊娠線予防マッサージに使っても大丈夫?

では今注目されているアボカドオイルは、妊娠線予防マッサージに使えるのでしょうか?

 

アボカドオイルの成分

アボカドオイルの主成分は一価不飽和脂肪酸で、そのほとんどがオレイン酸です。

実はこのオレイン酸、肌のうるおいを保つ皮脂膜に最も多く含まれている脂肪酸になります。

つまりアボカドオイルは肌に塗ったときのなじみがよく、べたつきにくいというメリットがあるわけです。

そしてアボカドオイルには、もうひとつ注目すべき脂肪酸があります。

それがパルミトレイン酸。

パルミトレイン酸はオレイン酸と同様、人の皮脂に含まれている成分なのですが、10代までの若い世代に多く含まれる脂肪酸で、年齢と共に減っていってしまうことがわかっています。

もちろんオレイン酸が含まれている天然オイルは肌にとってなじみがよく、うるおいをあたえることは事実なのですが、不足しがちなパルミトレイン酸まで含まれているアボカドオイルのほうがより魅力的な天然オイルと言えるのではないでしょうか。

 

アボカドオイルは少量でマッサージができる

妊娠予防のマッサージは、妊娠中期~後期といった比較的長い期間行います。

そのため、マッサージを始めたころは暑かったのに、いつの間にか季節がすっかり乾燥する冬になっていた・・・なんてことも少なくありません。

妊娠線はお腹だけでなく太ももやお尻など広い範囲にできやすいものです。

マッサージをした後、ベタベタしたオイルやクリームが服についてしまうのを避けるため、時間をかけて肌を乾燥させるなんてことをしていたら、寒い時期は風邪をひいてしまいます。

アボカドオイルは肌へのなじみがよく、塗ってマッサージをすればすぐにベタベタした感触は消えていきます。

また少量でも十分肌にうるおいを与えることができるので、広範囲にオイルを塗っても安心です。

スキンケア用のオイルは何種類も市販されていますが、アボカドオイルは妊娠線予防マッサージにも適したオイルなのです。

 

妊娠中にアボカドを食べることも大丈夫なのか?

妊娠中は、普段よりも食べ物に気を遣う人が増えますよね。

ただし妊娠中だからと言って、絶対に摂取してはいけない食材というモノはほとんどありません。(アルコールは胎児への影響が懸念されるためNG

いろいろな栄養素を摂取するためにバランスのいい食事を心がけ、塩分を控えめにすることが大切です。

ママと赤ちゃんの2人分の食事を摂らなければいけないというのは、一昔前の話。

ヨウ素を多く含む昆布やひじき、水銀を含むマグロやメカジキなどの摂取量は気を付けなければいけませんが、アボカドは傷んだものでなければOKです。

むしろ積極的に食べたい食材とも言われていて、その理由は『葉酸』が多く含まれているからです。

葉酸には神経管閉鎖障害のリスクを減らす働きがあるということがわかっており、妊娠前~妊娠初期に特に積極的に摂っておきたい栄養素になります。

葉酸の働きはそれ以外にもあり、赤血球をつくる役割もあるので妊娠中の貧血防止にも役立つのです。

アボカドには鉄分も含まれていますから、妊娠初期から後期までずっとメニューに加えることをおすすめします。

 

⇩アボカドオイルの使い方や効果については下記の記事から⇩

アボカドオイルを肌に塗る!使い方から肌への効果・効能について解説!

 

妊娠中のアボカドオイル使用に関するまとめ

妊娠中はいろいろ気を遣うことが増えてきます。

自分だけならまだしも、大切なお腹の赤ちゃんを守るためですから当たり前のことです。

そんなマタニティライフをサポートしてくれるのがアボカドの力。

アボカドから抽出されるオイルの成分は、妊娠線予防のマッサージにおすすめです。

またアボカドを妊娠中に食べることで、必要な栄養分を補うことにもつながります。

塗ってよし!食べてよし!のアボカドの魅力、妊娠中も存分に活用してください。

 

アボカドオイルよりもさらに妊娠線予防になるアボカドボディクリームとは?

妊娠線予防のためにアボカドオイルを使いたい!と思っても、スキンケア用のアボカドオイルをあまり見かけないという声を聞きます。

しかし抽出方法や精製方法、そして使用するアボカドにこだわったアボカドオイルはスキンケアにぜひ使ってほしいアイテムです。

REGANERO」のアボカドボディクリームは、オーガニック栽培された特別なアボカドを使用しています。

もちろん個々で使用されているアボカドは、しっかりと管理された農場で育てられており、商品は原産国であるタイの国立チェンマイ大学薬学部との共同研究によって開発されたものです。

妊娠中だからこそ安心・安全なアイテムを使いたいと願う妊婦さんに、ぜひおすすめしたいのが「REGANERO」のアボカドボディクリームなのです。

REGANERO」のアボカドボディクリームは、しっとりしているけれど伸びが良く、広い範囲で塗ってもべたつきを感じさせません。

それでありながら肌をしっかりと柔らげることができるため、毎日アボカドボディクリームを使ってマッサージすれば、妊娠線予防への効果は高まります。

REGANERO」のアボカドボディクリームには、良質なアボカドオイルだけでなく、シアバター・ホホバオイル・グリセリンなどが含まれています。

シアバターはアフリカではるか昔から、傷や傷跡そして火傷の手入れなどに使われてきた天然オイルです。

昔の人はその成分が何かを詳しく調べることはできませんでしたが、長い間に培った慣習によって、食物や植物などをうまく利用していたのですね。

ホホバオイルも肌にうるおいを与える天然オイルとして有名ですが、この理由は主成分がワックスエステルだからです。

ワックスエステルは皮脂を構成する成分のひとつですから、ホホバオイルの肌なじみの良さも納得です。

最後にグリセリンは、昨今の化粧品にはなくてはならない成分で、高い吸湿性をもった多価アルコールになります。

グリセリンそのものが肌へ水分を補う成分なのですが、ほかの保湿成分を組み合わせることで相乗効果が期待できる成分でもあるのです。

妊娠中に使える安心・安全なスキンケアクリームを探している人は、ぜひ一度「REGANERO」のアボカドボディクリームを試してみてはどうでしょうか。

 

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


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