スキンケア基礎知識  2021.12.15

ハリのある肌になりたい人必見!弾力ある肌を取り戻す方法を解説!

「いつまでもハリのある肌でいたい」

特に女性はこう思う人が多いのではないでしょうか。

同じ年齢なのに、若く見える人とそうでない人、その理由のひとつは肌のハリにあると言われています。

確かに肌にハリがあってみずみずしいと若く見え、たるんでくすんだ肌は老け顔に見える・・・、そんな経験をしている人は多いですよね。

誰だって実年齢より老けて見られるのは嫌です。

そこで今回は、ハリがある肌を取り戻すためにどうすればいいかをお話します。

 

肌にハリがなくなってしまう原因とは?

そもそも「肌のハリ」とはどのようなもので、「ハリがなくなる」原因は何なのでしょうか。

 

肌のハリは「弾力」で決まる

肌のハリを決めるのは、ずばり「弾力」です。

弾力のある肌は、ふっくらとみずみずしく滑らかな肌触りで、血色がよく若々しい印象を与えます。

肌にハリがあれば、指で押すと肌に押し戻されるような感覚を受けますが、ハリのなくなった肌は指先が肌に沈んでいってしまいます。

いっぱいに膨らんだ風船がハリのある肌、時間が経って少ししぼんだ風船がハリを失った肌と考えればわかりやすいかもしれません。

 

ハリのなくなる原因①「紫外線」

紫外線は、肌のハリにとって大敵です。

ハリを保つためには、皮膚の真皮にあるコラーゲンやエラスチンといった成分が欠かせません。

コラーゲンはベッドに例えるとマットのような存在で、エラスチンはスプリングのような役割を果たしています。

特にスプリングの役割があるエラスチンが減少すると、マット自体の形も崩れてしまうので、肌のハリにとってエラスチンの減少は深刻な問題なのです。

そんなエラスチンの大敵は紫外線、普段から紫外線対策をしっかりしていないと、エラスチン繊維が分解されてちぎれたり緩んでしまったりします。

紫外線対策はシミやそばかすのためだけでなく、肌のハリを守るためにもとても大切なのです。

 

ハリのなくなる原因②「乾燥」

乾燥も肌のハリを失う原因です。

肌に必要な水分量が足りていない乾燥肌の状態は、肌表面にしわが出来やすくなります。

また乾燥肌の状態が続くと、肌が本来備えているバリア機能が低下し、紫外線が肌の奥まで届きやすくなり、結果として肌の弾力に必要なエラスチンやコラーゲンを壊してしまいます。

肌のハリを保つためには、肌の内側も外側も十分にうるおうことがとても大切なのです。

 

⇩アボカドオイルの保湿効果については下記の記事から⇩

アボカドオイルは保湿力が高い!?乾燥肌に優しい?保湿力が高い理由を解説!

 

ハリのない肌のままでいるデメリットとは?

「年齢とともに肌にハリがなくなるのは仕方がない」

そうやって、あきらめてはいませんか?

けれどもハリのない肌のままでいると、自分にとってマイナス面は増えていきます。

 

老け顔の原因

ハリのない肌で最もマイナスとなるのは、やはり「老けて見える」ということでしょう。

同じ年齢なのに若く見える人と老けて見える人の両方が、周りにもいるのではないでしょうか?

この両者を比べてみると、肌にハリがあるかどうかは重要なポイントのひとつになっています。

ハリのない肌は、目尻のしわやほうれい線など、老け顔の原因になる要素に直結し、ときには510歳も実年齢より老けて見られることだってあり得るのです。

 

血色が悪く見える

ハリのない肌は、弾力だけが失われるわけではありません。

弾力とともに肌の透明感を失うため、どうしても肌がくすみがちになってしまいます。

ハリのある肌は血色がよく、ほんのりピンク色で健康そうに見えますが、ハリを失った肌は不健康そうに見えるので、相手に与える印象もマイナスなイメージになってしまうでしょう。

 

化粧ノリが悪くなる

血色が悪くて老け顔だからと、一生懸命メイクで誤魔化そうとしても、ハリのない肌では上手くいきません。

ハリがない肌は毛穴もたるんでいるため、ファンデーションが毛穴落ちして、いくら塗ってもきれいに仕上がらないのです。

もちろんしわやほうれい線にもファンデーションは入り込むため、土台となるベースメイク自体がきれいになりません。

ベースメイクの仕上がりが悪ければ、アイシャドウやリップなども十分映えず、一生懸命メイクした結果がただの厚塗りになってしまった・・・なんてことになる可能性だってあります。

年齢だからハリがなくなるのは仕方がない・・・、そうは思っても、それに伴うデメリットはかなり大きいものです。

 

 

ハリがあり弾力のある肌に変えるポイントとは?

毎日鏡を見てため息をつくよりも、やはり弾力とハリのある肌を取り戻したいですよね。

では次に、肌に弾力を取り戻し、ハリのある肌へ変わるためのポイントについて見ていきます。

 

紫外線対策はしっかりと!

肌の弾力を支えているエラスチンは、紫外線でダメージを受けてしまいます。

特に紫外線A波は肌の奥深くまで届き、真皮にあるエラスチンを壊してしまうやっかいな紫外線です。

しかもこの紫外線A波は、曇りの日でも関係なく降り注ぎ、窓ガラスを通過して部屋の中まで入り込みます。

「今日は外出しないから、紫外線対策はしなくて大丈夫。」と安易に考えるのではなく、屋内屋外を問わず日中は紫外線対策をしっかりとするようにしましょう。

 

⇩アボカドオイルの紫外線対策については下記の記事から⇩

アボカドオイルは肌のシミ対策になる!?使い方から効果について対策!

 

乾燥は禁物、水分はたっぷりと!

ハリや弾力のある肌を目指すなら、水分は欠かせません。

化粧水をたっぷりつけているからOKなのではなく、水分を肌の内部に閉じ込めておくことが大切です。

そのために化粧水などで水分を補給したら、蒸発を防ぐために油分で肌にフタをしてあげましょう。

ただし油分のつけ過ぎは毛穴をふさぎ、ニキビや吹き出物の原因になるので注意が必要です。

そしてもうひとつ、肌にうるおいを与えるだけでなく、体の内側の水分補給もお忘れなく。

人間の体の60%以上は水分ですが、そのうち15%が肌を潤すためにあると言われています。

つまり体が脱水症状を起こしていては、肌に充分な水分を供給できないのです。

肌の乾燥を防ぐためにも、外側からだけでなく、こまめな水分補給を心がけましょう。

 

食生活と生活習慣の見直し

「睡眠不足はお肌の大敵」とは昔から言われていることですが、健康的な肌を保つために睡眠はとても大切です。

質の良い睡眠を心がけ、肌のターンオーバーを正常化させましょう。

さらに甘いものの摂り過ぎは、エラスチンやコラーゲンにダメージを与える原因になります。

たんぱく質の一種であるエラスチンやコラーゲンは、甘いものや炭水化物を摂りすぎるとたんぱく質と糖質が結合する糖化が起こりやすくなります。

糖化は真皮にあるエラスチンやコラーゲンを硬化させるだけでなく、新しくエラスチンやコラーゲンを作り出すことも邪魔するのです。

ハリのある肌を取り戻したいのなら、バランスの良い食事と規則正しい生活もポイントになるのですね。

 

⇩アボカドを食べて若返り効果?については下記の記事から⇩

アボカドを食べればアンチエイジング効果絶大!?オススメのアボカドレシピを紹介!

 

ハリのある肌を取り戻せる化粧品の特徴とは?

ハリのある肌を目指すには、スキンケアを変えてみるのもひとつの方法です。

エラスチンやコラーゲンは急に減少するわけではなく、徐々に減っていくものですから、まずは肌の水分量を高めてバリア機能を復活させましょう。

そのためには、しっかりと肌にうるおいを与えてくれる化粧品を選ぶことが大切です。

 

肌の水分は化粧水で補う

一般的な化粧水の主成分は「水」です。

化粧水には肌をなめらかにしてうるおいを与える「柔軟化粧水」、余分な皮脂を抑えて化粧くずれを防ぐ「収れん化粧水」がありますが、ハリのある肌を取り戻すためには保湿力の高い柔軟化粧水を選ぶのがポイントです。

ただし化粧水はあくまで肌表面の水分を補うためのモノ、使うときはたっぷりと使い、水分の蒸発を防ぐために化粧水のあとは油分でフタをするようにしましょう。

 

乳液よりも保湿クリーム

化粧水を塗ったあと、水分の蒸発を防ぐために油分でフタをしますが、その際、乳液よりも保湿クリームを使うことをオススメします。

乳液と保湿クリームはどちらも油分を含みますが、保湿クリームのほうがより多くの油分や保湿効果の高い美容成分を含んでいます。

ハリのない肌は、水分が不足している乾燥肌であることが多いので、皮膚に膜を張ってくれる保湿クリームで、水分を肌の内側にしっかりと閉じ込めることが大切です。

また、ヒアルロン酸・アミノ酸・コラーゲン・セラミド・ホホバオイルなどの成分は、乾燥肌にとっては嬉しい美容成分になりますから、保湿クリームを選ぶときのポイントにするのもオススメです。

 

ハリのある肌になれるアボカドスキンケアクリームとは?

スキンケアコーナーには、「ハリのある肌を目指す」「弾力のあるみずみずしい肌に」といった謳い文句の化粧品が並んでいます。

たくさんの化粧品の中から、「どれを選べばいいのかわからない!」という人にオススメな保湿クリームを紹介します。

それが「REGANERO」のアボカドバタークリーム(フェイス用)です。

実はアボカドは「食べる美容液」と言われるほど、肌にとってうれしい栄養が詰まった果物です。

特に若返りビタミンとも呼ばれるビタミンEが豊富に含まれていて、その他にも肌のターンオーバーを促すビタミンB6や肌を健康に保つビタミンAなど、多くのビタミン類が含まれています。

またアボカドの主成分であるオレイン酸は、ヒトの皮脂に含まれる成分でもあるため、肌なじみがよく、塗ったあとにべたつかないというメリットがあります。

そんな栄養をたっぷり含んだアボカドオイルと、天然成分のシアバター・ホホバオイル・カミツレ花オイルを配合して作られたのが「REGANERO」のアボカドバタークリーム(フェイス用)で、「肌の弾力がなくなってきた」「最近肌にハリがなくて困っている」という人にぜひ使ってほしい保湿クリームです。

フルーティーな香りと伸びがいいクリームですが、塗ったあとはしっかりうるおいを感じることができます。

REGANERO」のアボカドバタークリーム(フェイス用)でハリとツヤを取り戻した肌は、メイクなどに頼らなくても、きっとあなたの肌を輝かせてくれるでしょう。

 

 

<参考文献>


日本化粧品技術者会「化粧水」

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


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