スキンケア基礎知識  2022.05.07

【男性必見!!】鼻の脂が多い男性が皮脂・アブラっぽさを抑える6つの方法

清潔感を出したいのに、いつも鼻の頭がテカってる・・・、そんな悩みを持つ男性は多いのではないでしょうか。

なんだかんだ言っても、人の第一印象は見た目で決まることが多いです。

「男なんだから脂っぽいのは仕方がない」

そんな時代は終わりました。

この記事では、鼻の脂に悩む男性のために、

「鼻の頭がテカる理由」

「皮脂が過剰に分泌される原因」

「鼻の皮脂を抑えるための対策」

について詳しく解説していきます。

鼻の脂に悩む男性は必見です。

 

なぜ鼻の頭がテカるのか?

男性は女性と比べて、顔が脂ぎっている印象になります。

それもそのはず、30代以上における男性の顔の皮脂量は、なんと女性のおよそ2倍です。

しかも鼻周辺を含むTゾーンと呼ばれる部位は、ほかの箇所よりも皮脂腺が多いため、どうしても鼻の頭はテカりやすくなってしまいます。

「それならば洗顔を重点的にやればいいのでは?」

そう思う人も多いのですが、凹凸の多い鼻周辺は、きちんと顔を洗っているつもりでも、洗い残しが起こりやすく、すすぎが不十分になりがち、スキンケアが難しい箇所でもあるのです。

 

鼻の皮脂が過剰に分泌される原因とは?

ただし同じ男性でも、鼻のテカリがあまり気にならない人もいると思います。

この違いは何なのでしょうか。

この答えは、皮脂の過剰分泌に原因があります。

 

ホルモンバランスの乱れ

男性ホルモンは、皮脂の分泌を刺激する働きがあり、男性ホルモンが増加すると皮脂も多く分泌されるようになります。

 

肌の乾燥

肌には、紫外線や環境汚染から肌を守るためのバリア機能が備わっていますが、肌の水分量が不足するとバリア機能も低下することがわかっています。

肌が乾燥してバリア機能が低下するのを防ぐため、乾燥肌の人は皮脂の分泌量が多くなるのです。

 

紫外線の影響

日焼けをして、肌の乾燥を感じたことはないでしょうか。

紫外線は肌のバリア機能を低下させ、肌の水分蒸散を引き起こします。

 

偏った食生活

空腹時に菓子パンやお菓子などの糖質をたくさん食べると、血糖値が一気に上がり、インスリンが必要以上に分泌されます。

インスリンには男性ホルモンを刺激する働きがあるため、結果として皮脂分泌が過剰になるのです。

もちろん脂っこい食事も皮脂の分泌を増やしますから、偏った食生活は皮脂の過剰分泌の原因というわけです。

 

間違ったスキンケア

「スキンケアはしっかり行っている」という人の中にも、鼻のテカリに悩む人は少なくありません。

じつは間違ったスキンケアが原因で皮脂の分泌が過剰になることもあるのです。

例えば、洗浄力の強い洗顔料で、顔をゴシゴシ洗っていると、肌のバリア機能を保つための水分や油分も一緒に洗い流されてしまいます。

そのために、肌を守ろうと皮脂の分泌が盛んになります。

またテカリが気になるからと、1日に何度も顔を洗うことは、必要な皮脂を洗い流すことにつながります。

 

⇩アボカドオイルは保湿効果抜群!については下記の記事から⇩

アボカドオイルは保湿力が高い!?乾燥肌に優しい?保湿力が高い理由を解説!

 

皮脂の過剰分泌が引き起こす肌トラブル

では、皮脂の過剰分泌が引き起こす肌トラブルには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

 

肌のベタつき・テカリ

皮脂の過剰分泌で引き起こされる肌トラブルの代表といえば、ベタつきやテカリを上げる人は多いですよね。

とくに鼻はベタつきやテカリを感じやすい部位であり、指で触れると指先がテカテカ光ることも多くあります。

 

ニキビ

顔が脂っぽい人は、ニキビが出来やすくなります。

これは過剰に分泌された皮脂が毛穴をつまらせ、中にどんどん皮脂が溜まることで、ニキビの原因菌でもあるアクネ菌が皮脂をエサに増殖し、炎症を起こした赤ニキビになるからです。

 

⇩オレイン酸のニキビへの効果については下記の記事から⇩

オレイン酸が肌荒れやニキビに与える効果について解説!

 

角栓ができる

たとえニキビが出来なくても、皮脂の過剰分泌は角質と混ざって角栓ができやすくなります。

鼻の頭がまるで果物のいちごのようになっている、通称「いちご鼻」ですが、このいちごの種に例えられている黒いブツブツこそが角栓です。

顔の中心にある黒いブツブツは、見た目の悪さもあり目立ってしまいます。

 

⇩顔がベタつかないスキンケアについては下記の記事から⇩

顔の脂が半端ない男性(高校生)必見!顔がベタベタしないスキンケア方法を解説!

 

鼻の皮脂を抑えるために必要なこと<生活習慣対策4選>

過剰に分泌される皮脂を放置しておいて、何もいいことはありません。

「何とかしたい!」でも「どうしていいかわからない・・・」という人は、毎日の習慣から見直してみましょう。

 

適度な運動

大人になると、なかなか運動習慣を身につけるのは難しくなります。

ただ、運動することは自律神経を刺激してホルモンバランスを整えることにつながります。

運動不足解消のためにも、まずは軽めの運動を毎日の生活に取り入れてみましょう。

 

外食を控える

外食は、どうしても脂質や糖質を多く含むメニューに偏りがちです。

なるべくならバランスの取れた食事が摂れるよう自炊するのがオススメですが、どうしても難しいようなら、野菜が多めのメニューを選んだり、外食の回数を減らしたりする工夫をしましょう。

 

睡眠はたっぷりと

肌の新陳代謝を促すには、睡眠時間をしっかり確保することが重要です。

また睡眠不足は交感神経を高ぶらせ、男性ホルモンの増加につながってしまいます。

皮脂の過剰分泌を抑え、肌の新陳代謝を正常にするためには、毎日睡眠時間をたっぷりと確保することが大切なのです。

 

紫外線対策は一年中行う

GWあたりになると、「紫外線対策をしてください」というフレーズを聞くことが多くなります。

私たちには「日差しが強くなってくる季節=紫外線対策」というイメージがありますが、紫外線は季節や天気に関わらず、年間を通じて降り注いでいることを忘れてはいけません。

室内であっても、紫外線は窓ガラスを透過して肌にダメージを与えます。

「夏だから紫外線対策」ではなく、「一年中紫外線対策」という意識を持ちましょう。

 

 

鼻の皮脂を抑えるために必要なこと<スキンケア対策2選>

ここまでは生活習慣対策についてアドバイスしてきましたが、続いてはスキンケア対策についてです。

 

じゅうぶんな保湿を行う

もしあなたが「洗顔さえしていれば、男はスキンケアなんて必要ない」、そんな考えを持っているのなら、今すぐ考え方を改めてください。

皮脂の過剰分泌と保湿は深い関係性があり、保湿対策を怠って肌が乾燥すると、肌の水分蒸発を防ごうと皮脂の分泌が多くなります。

つまり皮脂量が多い男性こそ、じゅうぶんな肌への水分補給が必要なのです。

洗顔の後は、化粧水を使って水分を補給し、肌からの水分蒸発を防ぐためにも乳液や保湿クリームを使って肌の乾燥対策を行います。

 

正しい洗顔方法で顔を洗う

鼻のテカリが気になる人は、どうしても洗顔料でゴシゴシと洗いがちです。

間違った洗顔方法は、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうだけでなく、肌に直接のダメージを与えてしまいます。

 

正しい洗顔方法のポイントです。

  • キメの細かい泡をしっかり泡立てる(泡立ちネットを使うのがオススメ)
  • 泡で肌を包み込むようにし、優しく汚れを落とす
  • 小鼻の周りは指先でくるくる円を描くように洗う
  • ぬるま湯(熱いお湯はNG!)で泡をしっかりと洗い流す

 

洗顔料は、特に洗浄力の強いタイプを選ぶ必要はありません。

スクラブ入りの洗顔料はニキビ肌を傷つけやすく、洗浄力が強いものは必要な皮脂まで洗い流してしまいますから、洗顔料を選ぶときは泡立ちのいいマイルドな洗顔料を選ぶのがオススメです。

 

これはダメ!皮脂が過剰に分泌される、やってはいけないスキンケア

鼻の脂が気になる男性が実践すべき対策について述べてきましたが、逆にやってはいけないスキンケアについても述べていきましょう。

 

脂取り紙でせっせと鼻の頭の皮脂を取り除く

脂取り紙は、いつでもどこでもサッと浮いた皮脂を取り除けて便利です。

授業や仕事の合間に使えることもあり、愛用している男性も多いのではないでしょうか。

けれどもこんな経験はありませんか?

「さっき脂を取ったばかりなのに、もう穴の頭に脂が浮いている・・・」

これこそが間違ったスキンケア方法なのです。

余分な皮脂は毛穴をつまらせる原因になり、角栓やニキビを発生させますが、皮脂には肌を守るという大切な役割もあります。

肌にとって必要な皮脂まで脂取り紙で取り除いてしまうと、肌はどんどん皮脂の分泌を増やすようになり、過剰分泌になるのです。

顔に皮脂が分泌されるのは正常なことであり、こまめに取り除く必要はありません。

どうしても皮脂が気になる人は、脂取り紙ではなくティッシュを使って軽くオフすると、取り過ぎ防止になります。

 

毛穴パックのやり過ぎ

ドラッグストアなどで見かける毛穴パック、一度使ってみるとごっそり角栓が取れてビックリするとともに、快感さえ覚えてしまう人も少なくありません。

けれどもやり過ぎはNG!

決められた使用頻度を守って使うようにし、パック終了後はきちんと保湿をして、毛穴が開きっぱなしになるのを防ぎましょう。

たまに指で角栓を押し出している人を見かけますが、これは絶対にやってはいけません。

爪などで肌を傷つける可能性もありますし、余計に毛穴を広げてしまう原因にもなります。

毛穴が気になる人は、生活習慣の見直しと正しいスキンケアで対策をするようにしましょう。

 

⇩スキンケアのやりすぎ注意!については下記の記事から⇩

スキンケアのやり過ぎには注意!毛穴やニキビが悪化するって本当?

 

スキンケアならアボカドスキンケアがおすすめ

鼻の皮脂を抑えるための生活習慣と、正しいスキンケアのやり方がわかったところで、次に気になってくるのがオススメのスキンケアアイテムではないでしょうか。

今までスキンケアとは無縁だった男性にとっては、「鼻のテカリを抑えるために保湿対策を始めよう」と思っても、どんな化粧品を選べばいいのかわからないと思います。

しかもスキンケアの時間を自分のリラックスタイムと感じられる女性と違って、男性はスキンケアにかける時間はなるべく短くしたいもの。

だとしたらいくつものアイテムを使って保湿するより、手軽だけど効果を感じられるスペシャルなアイテムをひとつ投入すべきです。

そこでオススメしたいのが、「食べる美容液」とも呼ばれるアボカドを配合した保湿クリームです。

アボカドには抗酸化作用の働きが期待できるビタミンEや、肌にスッとなじんでべたつかない脂質のオレイン酸など、肌にうるおいを与えてすこやかに保つ成分がたくさん含まれています。

「REGANERO」のアボカドスキンケアは、自社で栽培まで手掛けたオーガニックアボカドを使い、低温圧搾法で抽出したエクストラバージンアボカドオイルを使っています。

少量でもよく伸び、皮脂が気になる男性でも薄く肌に塗ることができます。

生活習慣や食事の改善、そして洗顔をきちんと行ったら、ぜひ毎日のスキンケアに「REGANERO」のアボカドスキンケアを取り入れてみてください。

 

鼻の皮脂・脂に関するまとめ  

この記事では、鼻のテカリに悩む男性のために、その原因や対策について詳しく解説してきました。

 

  • 男性は女性よりも皮脂量が多い
  • とくに鼻は皮脂腺が多いためテカりやすい
  • 皮脂の過剰分泌の原因は「ホルモンバランスの乱れ」「肌の乾燥」「紫外線」「偏った食生活」「間違ったスキンケア」である
  • 皮脂の過剰分泌は「ベタつき・テカリ」「ニキビ」「角栓」などの肌トラブルを引き起こす
  • 皮脂を抑えるための対策は「適度な運動」「外食を控える」「じゅうぶんな睡眠」「一年中紫外線対策」「正しいスキンケア」などである

 

皮脂の悩みを解決すると、清潔感あふれる印象になり好感度もアップします。

鼻の皮脂に悩める男性は、この記事を読んで参考にしてもらえればうれしいです。

 

投稿者プロフィール

藍鈴
藍鈴
栄養学や食べてキレイになるインナービューティーに興味を持ち、5年勤めていたアパレル業界から栄養士業界へ転職を決意。栄養学校へ入学し、本格的にインナービューティーについて学びをスタート。


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